忍者ブログ

DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ハリーポッターとアズカバンの囚人

img20050821.jpg待ちに待ったシリーズ3作目です。
ハリーにロン、ハーマイオニーは13歳。すっかりティーンエイジャーとして大人っぽくなりました。特にハーマイオニーの可愛いこと!ますます可愛くなっております。こうして見てもこの3人の配役の絶妙なこと、お見事です。

しかし物語は徐々にダークな色合いが濃くなってきました。冒頭からハリーは脱獄囚に命を狙われている、という設定ですもの。しかしその事実にビクともしないハリー。本作ではハリーにハーマイオニーの芯の強さがますます際立ってきます。ロンはというと…相変わらずのボケ役ですがやっぱり3人集まればボケ役は必要よね。

原作でも大人気のルーピン先生ですが、悪くはないけど私のイメージとしてはもっと若くて親しみやすい人、というイメージだったのでちょっと残念でした。ゲーリー オールドマンのシリウス ブラックはなかなかいい配役ではないでしょうか。マギー スミスはシワが増えたような気がするし、スネイプ先生役のアラン リックマンさんちょっと太ってませんか?スネイプ先生は青白くてやせていないとダメですよっ。

評価:(原作が大好きなので1つオマケ)

今回も長い原作を上手にはしょってあり、原作ファンの私も十分楽しめる内容でした。ですが本シリーズの最大の見せ場であるクィディッチのシーンが今回はすごく少なくて残念だったな。あの飛翔感は圧巻ですね。それから魔法の村ホグズミートのシーンも楽しみにしていただけに少なくて残念。叫びの館も想像以上には怖い所じゃなかったし。

私の友人にハリーの映画は観ない、と言ってる人がいます。本の世界を大事にしたいから子ども達は観に行くけど私は観ないとのこと。確かに原作の魅力はそのディテールの細かさにあります、3年生になりより複雑になった履修方法と授業内容、有り得ない時間割をこなすハーマイオニーの秘密。ハグリットが授業を持つことになり喜ぶハリー達と嫌がらせをするマルフォイ。その授業の結果が大きく物語を左右しています。また初めて訪れる魔法の村、ホグズミートの心躍る様子。そこへ行けないハリーのくやしさ。迫るブラック、そしてディメンターの恐怖。全てが本の中から語りかけ、私達をハリーの住む世界へ誘ってくれるのです。

映像化すると色あせてしまう、という人もいるかと思いますが、映画は映画の面白さがあるので私はいいと思います。子どもには分かりやすいし。ただ原作での細かい描写がやはり映画では伝わりにくいのが歯がゆいですね。原作ではスネイプとルーピン先生、ハリー達の間に複雑な感情が絡み合う様子が描かれています、なぜスネイプがハリーにいじわるなのか、の理由がちょっと見えてくる。映画ではその内容は割愛されています。ちょっと残念。

でも映画ならではの表現もでき面白かったのは、今回出てきた忍びの地図。よく出来てると思います。エンドロールで忍びの地図が出ていますので最後までお見逃しなく。

PR

Comment

お名前
タイトル
文字色
コメント
パスワード
カウンター
ツイッター始めました
今週の私
急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
只今読破中
木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
ブログ内検索
最新コメント
[10/14 菜摘]
[10/12 さつき]
[05/08 菜摘]
[05/08 小琴]
[03/19 菜摘]
アクセス解析

Copyright © DaisyAKM Archives : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]