ロンドンで3人の死喰い人が橋などを破壊しマグルの世界を恐怖に陥れていた。徐々に不穏な空気が流れる魔法界。ホグワーツに加わった新しいスラグホーン教授はヴォルデモートに関する秘密を知っているらしい。ハリーはダンブルドアの依頼で彼からその秘密を聞き出そうとするが。ハリーポッターシリーズ6作目。
ハリー達も思春期を迎えてホグワーツも恋の花盛り、の割には忍び寄る悪の気配に押しつぶされ全体的にダークすぎる色合い。楽しいホグワーツのシーンもこれで見納めだと思うとやはり悲しい。ハリーもロンもハーマイオニーもすっかり大人になっちゃって、それもまた寂しかったり。
あまりにダークなため楽しいはずのクィディッチやパーティのシーンもイマイチ盛り上がらず、謎のプリンスという存在もイマイチ盛り上がらず。今回もよくこの短い時間に原作のたくさんのエピソードを盛り込んだなと感心はするけれど、ベラトリックスが恐くて存在感アリアリなだけで、他のところはあまり見るべきところもなく。明るく楽しいシーンがほとんどないのがこんなにつらい。6作目でこうなら最終作はどうなるやら?うーん。
評価:(原作が暗すぎるのが敗因か)