曹操の元へ男装して潜入していた孫権の妹・尚香は、疫病で亡くなった兵士たちの死体が船に積まれ連合軍のいる対岸へ流されていく光景を目撃する。死体に触れた連合軍の兵士から次々と疫病が感染し、曹操の非情なやり方に周ユをはじめ連合軍は憤りを感じ、劉備軍は自軍の兵と民のために撤退を決意するが孔明はただひとり戦地に残るのだった。死線を越えたかけひき繰り広げられる頭脳戦。孔明の秘策、周ユの戦略、小喬の決断。それぞれの命運は赤壁へ。
Part1よりもずっと満足でした、尚香の活躍などは絵物語だけれど、それも映画だからアリかな、という感じです。こうした歴史スペクタクル物ではこれまで男性が主に活躍していたけれど、今回このレッドクリフでは尚香と周ユの妻 小喬(絶世の美女!)の活躍が重要なポイントを占めているところがちょっと新鮮でした。
あとはひたすらに戦闘シーンが多くややゲンナリしますが、スケールの大きいセットや殺陣、いずれもやはりエンタメとして香港映画の存在感は大きいことを再確認させてくれた作品でした。
評価:




(5つ満点)
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