カッコよすぎのガリレオ先生
ドラマを全然観てなかったのですが映画行って来ました。
ガリレオ先生こと湯川が福山っていうのはやっぱりカッコよすぎかなとは思うけど、本作は原作にほぼ忠実な内容と構成で原作ファンとしても大満足でした。
湯川と石神が雪山に登るシーンは映画オリジナルの演出だそうですが、これがとても良かったです。石神は山登りもする男、つまり体力がある、道具類を使いこなすことができる、という証明になるわけですし。
本作の見どころはやはり、石神を演じた堤真一のうらぶれ振りと美しく影のあるバツイチ女性の松雪泰子、この2人の主役ですね。予告を見たときは
『石神が堤真一なんてカッコよすぎる!』 と憤慨していたのに、冴えない中年男の雰囲気を見事に体現し、更に徐々に噴出してくる狂気をも見事に演じきってました。松雪泰子も追い詰められた美しい隣人という難しい役にピッタリで、彼女なら納得です。
と、みんな良かったので美しすぎておよそ新米刑事らしからぬ柴崎コウが出ていても、あまり目立たず良かったです(笑)。
評価:




(5つ満点)
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