美人プロデューサーから依頼された愛と感動の裁判映画の脚本を書くため、三流ライターのタモツは生まれて初めて裁判所に足を踏みいれる。トンデモ事件の傍聴を繰り返すうちに傍聴マニアらと親しくなり、マニアのアイドル美人検事マリリンともお近づきになるチャンスが。マリリンに人の裁判をおもしろがっているだけだとなじられたタモツは傍聴マニアらと共にある冤罪事件を支援することとなるが。原作 北尾トロ。主題歌 バービーボーイズ 『ごめんなさい』 。
トロさんのファンである私は行きましたよ。バナナマンの活躍する映画です(笑)。バービーボーイズの歌も懐かしく、嬉しいです。正直映画というよりTVの2時間ドラマみたいな感じなのですが、それはそれでいいと思います。トロさんが傍聴をする理由として挙げているのは
傍聴により裁判が密室で行われないよう、監視する。裁判に関わる検察、弁護人、そして裁判官が裁判に対して手ヌキしないよう、抑制力となる。
なのだそうです。そのテーマがしっかり盛り込まれた作品に仕上がっています。もちろんそれだけではなく、途中からタモツが巻き込まれる冤罪事件の支援、このラストの展開がまたいいですね!最後に爆笑してしまう映画に仕上がってます。
裁判に興味のある方はもちろん、裁判なんて縁がないと思っているとある日突然裁判所に呼び出されないとも限らない今のこの時代、ぜひ一度見てくださいね。
評価:(5つ満点)