目指せ!図書館の達人
H市内にある図書館3館のうち、本館を除く2館が指定管理者による運営(すなわち民営化)になってしばらく経ちますが、このところこの指定管理者の館が頑張ってくれています。今回の図書館ガイダンスツアーもその一環です。
郊外のNG図書館で行われた図書館ツアーは、本に関するクイズや本の探し方など、図書館の利用案内講座を開催します、とのこと。午前中は児童の部(小中学生)、午後は一般の部(高校生から一般)、とあり両方行きたかったのですが児童の部に第2王子と一緒に参加させてもらうことに。一般の部の資料だけ1部ください、と駅前図書館に勤める友人FJさんを通じて頼んでありましたので、その分の資料もしっかりゲット、内容は児童の部とほぼ同じでしたけど。
さて我が家から車で約35分(遠い…)のNG図書館へ勇んで出かけると、参加者は第2王子を入れて5名…定員20名なのに。しかもそのうち2人姉妹は第2王子と同じ小学校で、今回の出席者のうち実に50%以上を占める我らがNG小学校!(笑)私も子ども達の後ろに座り講義が始まりました。
図書館の本の分類方法である日本十進分類法(NDC)の解説から、実際に書架を見て配架状況を確認、検索機の使い方まで。高学年のお姉さんは館長さんと一緒にNDCクイズ(プリント)に挑戦、第2王子達低学年の子ども達は講義で見せてもらった本をNDCを見ながら書架へ戻す、という作業を一緒にやってみました。途中ちょっとだけおはなし会(読み聞かせ)に乱入したり書庫を見学したりなど普段は見られない図書館の様子を垣間見ることができました。
NG図書館の書庫にはビックリ、、あんなに立派な図書館の建物だというのにものすごく書庫スペースが狭いのですよ! 『書庫、まさかここだけですか…?』 と思わず聞いてしまいました。こりゃー絶対設計ミスでは?今後増え続ける蔵書にどうやってこの部分だけで対応するつもりなのか?と余計なお世話ながら思ってしまいました。
こうした講座に参加するのは初めてで、図書館側も初めての試みだったようで参加者(子ども)よりも図書館の関係者の方が多いという逆転現象でしたが、まずは講座をやってみなくては何も始まりませんよね。新しい試みに挑戦する指定管理者の姿勢には大いに期待しています。図書館の講座、楽しいらしいよ!ということであれば徐々に参加者も増えていくことでしょう。
検索機に群がる子ども達