11ぴきのねこの父
絵本作家馬場のぼる氏の経歴を初めて一堂に集めた展示。かつて漫画家だった馬場氏、子ども向け大人向けの漫画の執筆数は相当数にのぼります。それらのコピーを手にとって見られる今回の展示企画はすっごくいいですね。
原画の発色もやはり素晴らしく、本物を見る喜びを味わってきました。特にアラビアンナイトシリーズの美しいこと、アラビア模様の細かさ、その色合い。そしてやはり、ネコ達の絵の愛らしいこと。
展示内容は大人向けだったので、私一人で来てゆっくり観られてよかったです。土日のワークショップは活動的でドラマリーディング(朗読劇)もできたら観たかったですね。平日でも学芸員の解説(ギャラリートーク)をやってくれないかなぁ。久々に高い図録を買ってきました、馬場氏の活動が時系列で整理してあるほかマンガ作品も数点掲載されていて結構お買い得。
今回は県立美術館まで電車で行きましたが1時間に1本しかないバスをうまく乗り次いで効率よく行けました。せめてうちからもうちょっと近ければ嬉しいけどね。
11ぴきのねこが歩く館内と天井から下がるマンガ(コピー)