小学生初級の部(のギリギリの学年)だったのですが、それまではおさらい会の練習でも 『まぁ、第1王子くんはこれでいっか』 のような調子だった先生が、コンクール出場前はまるで人が変わったように厳しい練習をビシバシしてきたではありませんか!
その様子を見て私も変わりました。やっぱり親の意識もかなり甘かったなと反省です(今も甘いですが…)。コンクール当日の午前まで練習し、コンクール会場へ行く30分前に号泣した第1王子。その第1王子に私も言ってしまいました。
『ピアノを弾く以上誰でもピアニストなんだよ。舞台に上がったら自分はピアノを弾くんだって思ってやらなくちゃならない。誰のためでもない、自分が弾くんだからね。』
私自身は弾けないんですけどね…。その時はもう出場できないかなとも思いました。でも会場へ着いたらシャッキリした第1王子。舞台へ上がりきちんと挨拶し弾いてきました。
そんな経験の後だったので、今回のおさらい会は去年までとは違い少し安心して取り組むことができたような気がします。去年は25人位いた同じ学年の子ども達も今年は18人。だいぶ減りました。幼稚園から一緒のお友達も去年で一気に辞めてしまい、残っているのは未来のフジコ・ヘミング候補か、お引越で来た知らない名前のお子さんばかり。実際、初めて見る名前の子達のレベルの高いこと!
しかし第1王子は今年も頑張りました。緊張のせいかちょっと間違えたけど…。
出場後半に位置づけられている 『フジコ組』 でなく第1王子と同じく出場前半組の子達もほとんど間違えてくれて(?)、ちょっとホッとしちゃいました。みんな4年生になって忙しいのよね、課題曲も難しいし。
しかし、ラスト3人位は本当に 『明日のフジコ・ヘミング』 。いい演奏をタダで聴けて、良かったです(笑)。
今年も続けてレッスン頑張ろう~。いつかは第2王子と連弾をして欲しい、というのが親バカな私の願いです。