将棋盤は大伯父の形見(超年代物)
小学校高学年で将棋を覚えた第1王子は時々私を対局に誘うのですが、駒の動かし方すらまともに覚え切れていない私はいつもあっという間に第1王子にごっそりと持ち駒を取られ、あえなく投了してます。あまりにも歯ごたえがない上にすぐ長考と称して中断に入る私に常々不満を持っている第1王子、ある日
『第2王子が将棋できたらな~』 ということで駒の動かし方を教え始めました。
第1王子
『これは、歩!歩、言ってごらん!』
第2王子
『ふ、ふ!』
第1王子
『これは前にだけ動くの。下がれないの。』
その後も
『飛車、飛車!大きい声で!』 というやたら熱烈指導の第1王子、ちょっと怖いよと思いつつ夕食の準備をしていたら、対局に入った模様。すぐに投了だろうと思っていたら、駒の動かし方を兄ちゃんに尋ねながらも第2王子はずいぶん善戦して、ついに。
第1王子
『大変だ!オレの駒が動けなくなった!』
赤丸の部分。何とちゃんと第2王子は第1王子の駒をブロック?し、追い詰めておりました!私はこんなこととてもできない…第1王子にここまで来られたらいつもこてんぱんに取られていくだけなのにっ。しかも見てみるとちゃんと第2王子は自分の玉を囲っている!(穴熊?)お見事…。
普段苦手なことが多い第2王子なのですが、この日ばかりは家族中から褒められて嬉しいやら照れるやら。おじいちゃんなど
『奨励会へやれ!』 いやそれはいきなりはムリですから!DSもPSPも放り出し将棋に熱中する王子達、この生活をぜひ続けてもらいたいですね。
どうぶつしょうぎ
一気に将棋ブームが到来した我が家、でも将棋はやっぱり難しい。ということでどうにかして将棋の基本を学べないかと思っていたところへ、ご家族で将棋をなさっている友人が
『どうぶつしょうぎというのをもらった』 と話してくれました。
どうぶつしょうぎ、そういえばクリスマスの時期におもちゃ売り場で見かけてちょっと手に取ったのですよ。3×4マスの盤で行うどうぶつしょうぎ、企画監修は女流棋士の方々という由緒正しい将棋連盟の推薦おもちゃです。将棋の勉強になるかな、という私に友人は
『詰む、ということの勉強にはなるよ』 ということで早速私も買いに行きました。
おもちゃ売り場で探してもらってありました、1500円です。可愛いどうぶつさん達の駒がそれぞれ将棋の駒になっています。
ライオン(王)、
ぞう(角)、
きりん(飛)、
ひよこ(歩)。ひよこが
『成る』 と裏に
にわとりの絵が。なお
『成金』 と言う言葉はこの将棋での
『歩が「と金」に成る』 ことから来ているということを、将棋についてあれこれ調べているうちについ最近知りました!ぜーんぜん分かってなかった成金の由来…。
実際にやってみました。盤が狭いため本来の将棋とは若干ルールが違いますが基本は将棋です。そしてこの狭い盤だからこそやっと私にも
『攻めたり引いたり』 の加減が分かってきました!相手を追い詰めなくては自分が追い詰められること、取った駒をいかに効果的に使うか、と金(にわとり)になるのは難しい、などなど、将棋の基本となる駒の動かし方、攻め方守り方が実感としてかなり分かります。
箱の裏を見ると
【子ども達や女性に将棋を広めよう】 という活動の一環として生まれたものだそうです。このシンプルさ、可愛さは確かにヒット間違いなし!たった3×4マスの盤上でも勝つにはなかなか難しいです、将棋にご興味のある方はぜひ一度どうぶつしょうぎもお試しくださいね。我が家では子ども達より私が夢中のどうぶつしょうぎ、対戦相手を熱烈募集中!
どうぶつしょうぎオフィシャルサイト
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