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マインランド尾去沢

img20060503.jpg現在は観光鉱山となっている尾去沢鉱山
江戸時代より昭和まで続いた、1200年の歴史を誇った秋田県、尾去沢(おさりざわ)鉱山。昭和に入ってからは三菱が経営をしていましたが、廃鉱となってからは観光鉱山として運営されています。今日はそこへ遊びに行きました。
キャラクタークマ(名前不明)↓
img20060509.png
『鉱山歴史の坑道(みち)』 は尾去沢鉱山のなんと〈800km〉におよぶ坑道のうち、1.1kmを整備して造られています。今回ここに遊びに来たのは2度目ですが、前回来た時は第1王子がお腹にいる時だったのでなんと11年も前!しかしほとんど変わっていないですね(笑)。

中は夏でも冬でも一定温度を保っており、15度前後です。ですのでかなり涼しい(寒い)です。金山として有名であったこの鉱山、1200年も続いたという点でもかなりの良質で大量な鉱物を抱えていたことが分かります。

観光坑道は前半と後半に分かれており、前半は岩盤が露出しているところを主に見て歩き、後半は江戸時代から昭和にかけての鉱山での採掘の様子を模したろう人形が置かれているところを見て歩きます。

江戸時代は関所のような関門所があってそこできちんと人の出入りをチェックをしていたこと、九州地方より多くの隠れキリシタンの人々が逃れてきて働いており、鉱山の壁面に十字架を掘った跡がある箇所、などなど歴史的にも非常に興味深いです。

鉱山は江戸時代は一種の治外法権的な特権があった場所だったそうで、隠れキリシタンの人々が隠れ住むには適していたとか。しかし当時の鉱山での作業はすべて手堀りですから過酷であったことには想像に難くなく、事故も数多くあったそうです。

昭和に入り三菱が運営するようになってからは多くの掘削機械やトロッコを使い大規模な採掘を行っていたそうですが、その歴史もついに昭和終盤に終わりを遂げました。

鉱山では男性は手堀り作業、女性は鉱物から金を洗い出す作業をしていたそうで、本当に厳しい労働環境であったことがよく分かります。その歴史を忘れないためにも、この観光鉱山はずっと続けて欲しいですね。

第1王子と従兄弟(小3)は2人で〈砂金取り〉をしましたが(30分500円)、ほんのわずかなかけらが取れただけでびしょぬれになるわ、大変でした(笑)。第2王子と従姉妹(年長)と義妹と私はその横の〈天然石堀り〉(30分500円)をしました。こちらは砂山に埋まっている天然石を掘り出すという、まぁヤラセですが結構楽しくて、最後は親達の方が熱心に掘り起こしてました(笑)。

0429_01.jpgちょっとうちからは高速を使って行かなくてはならない距離なのが残念ですが、また遊びに行きたいです。



第2王子に私のオシャレ用マフラーが役に立ったの図→
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プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
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