江戸時代は関所のような関門所があってそこできちんと人の出入りをチェックをしていたこと、九州地方より多くの隠れキリシタンの人々が逃れてきて働いており、鉱山の壁面に十字架を掘った跡がある箇所、などなど歴史的にも非常に興味深いです。
鉱山は江戸時代は一種の治外法権的な特権があった場所だったそうで、隠れキリシタンの人々が隠れ住むには適していたとか。しかし当時の鉱山での作業はすべて手堀りですから過酷であったことには想像に難くなく、事故も数多くあったそうです。
昭和に入り三菱が運営するようになってからは多くの掘削機械やトロッコを使い大規模な採掘を行っていたそうですが、その歴史もついに昭和終盤に終わりを遂げました。
鉱山では男性は手堀り作業、女性は鉱物から金を洗い出す作業をしていたそうで、本当に厳しい労働環境であったことがよく分かります。その歴史を忘れないためにも、この観光鉱山はずっと続けて欲しいですね。
第1王子と従兄弟(小3)は2人で〈砂金取り〉をしましたが(30分500円)、ほんのわずかなかけらが取れただけでびしょぬれになるわ、大変でした(笑)。第2王子と従姉妹(年長)と義妹と私はその横の〈天然石堀り〉(30分500円)をしました。こちらは砂山に埋まっている天然石を掘り出すという、まぁヤラセですが結構楽しくて、最後は親達の方が熱心に掘り起こしてました(笑)。
ちょっとうちからは高速を使って行かなくてはならない距離なのが残念ですが、また遊びに行きたいです。