1年だけのほぼ日手帳さようなら
10月が終わりました。いつもにまして怒濤の1ヶ月でした。ブログをもう辞めたのかと思われた方も多かったと思います…すみませんでした。読書+映画感想は追々UPします…年末の集計までには何とか!
10月は小中学校の行事が満載であることに加え、9月からのアルバイト先での人間関係であまりにも疲弊しており、この月を無事に(でもなかったけど)こなせたことには本当に感謝です!皆様本当にありがとうございました。アルバイトは11月一杯で退職させてもらえることになりました、そちらでも本当に感謝です。
さて少し前のブログのひとこと欄に書きましたが、どうやら私には 『そのうち暇になったら』 という時期は、永遠に来ないと見た方がいいようです。友人にそう話したら 『うん、今頃気付いたの』 と言われてしまいました(笑)。
そのうち暇になったらあの勉強をしよう、という若干大掛かりなものから、暇になったらこの雑誌を片付けよう、といった微細なことまで、どれ一つとして 『そのうちやりましょう』 を片付けられたことがありません。ということでこういった 『急務ではないがいつか片付けるべき案件』 も、予定としてスケジュールに組み込まない限り、永遠に片付けることができないのではないかという事実に気付きました。
ということで私にはスケジュール帳である手帳は必須アイテムです。いつから手帳を使っていたのか…と考えてみたら、大学に上がったときはもう使っていたと思います。その頃はうさこちゃん手帳が仲間内でブームで、毎年伊東屋でうさこちゃん手帳をみんな使ってました。それにレポートの締め切りとか、バイトのスケジュールとか、飲み会の予定とか、を書いていたと思います。
つまり20年前から毎年手帳を使っています。若干(どころじゃないという噂あり)手帳依存症ですね。手帳がないと(忘れると)結構パニックになります。
また手帳はやっぱり紙の手帳でないと落ち着きません。携帯や電子手帳のスケジュール機能を使われている方も昨今多いようですが、私は絶対ダメ。電源切れたらどうするの?それにバックアップされてなかったら?考えるだに恐ろしい。同じ意味でモバイルSuicaとか絶対に導入するつもりはありません、電話はあくまでも電話ですよ。
ということで毎年手帳のリニューアルには最新の神経を払っております。そんな私もついに今年2010年は糸井重里のほぼ日手帳を購入してみたんです。数年前から気になっていたほぼ日、ホームページによれば 27万人 が愛用しているとか!ちょっと待てH市の人口より多いではないか…それは本当か?と思いつつ今年初めて買ってみたわけです。
本体2000円、というだけでも高いのにカバー1500円(それでも一番安いの)、カバーの上にかけるビニールカバー500円、と結局4000円も払いましたよ。それだけでもちょっと納得行かないと思ったけど1年快適に過ごせるならまぁいいか、と思ったのもつかの間。
やっぱり私には合わないようです…ショックでした。1月の時点で、見開きで2日間(1ページ1日分)というのでは先の予定がぱっと頭に入ってこないのです。昨年度までは3年ほどずっと同じ1週間見開きの夢かな手帳というのを使っていたので、 『今週は何があったっけか…』 というのが見てパッと分かり、本当に良かったです。
確かに1ページ1日分ですとスペースがたくさんがあり、便利は便利です。しかし私にとって手帳はあくまでも予定表であり、先の予定を見通し調整するためのものであって、日々の日記などは書き込みません。日記帳として使われる方にはいいかと思いますが私はそうは使わない。
またブログのネタ帳として、本や映画の感想をメモしたり、気になる本や情報をメモするメモ帳をいつも手帳と別に持っていて、ほぼ日にしたらその情報もここに書き込めるかと思ったのですがそれができませんでした。本の感想を書くにはページのスペースが狭すぎました。感想などはその時の気分で少ししか書かないものとたくさん書いてしまうものがあるので、スペースに限りがあるメモでは用をなさないのです。
というわけで結局ネタ帳は手帳と別に持ち歩くことになり、2冊体制は変わらず。それなら何もこのほぼ日をムリして使い続ける必要はないじゃん…と既に2月頃思ってしまったのですが、そこは4000円もかけて買ってしまった以上意地でも使う(笑)。ということで今年は10月一杯まで頑張って使いましたが、結論としては私にはほぼ日は合わない、でした。
そもそも 『あの時どうだったかな?』 と見直すのは、前回のおはなし会のプログラムが何だったか?位で、あとはほとんど過去のことを振り返らないのです。これまでの手帳もずっと保管はしてありますが実際に開いてみたことは皆無です。何となく捨てられないのですがそのうち捨てなくてはならないでしょう。
私にとってはあくまでも近い未来を上手にやりくりするための、現在の生活を維持するための手帳。ということですからもちろんキレイに書いたり後々見直したり、ということはほとんどありません。ならばやはり以前使っていた1週間を見通せる手帳に戻すべき。ということで10月発売の夢かな手帳2011を今年は買いました。この手帳のコンセプトは11月切り替え、ということで今夜最終のデータ移管(書き移しのこと)をしなければなりません。
ミーハーな私なので一度はほぼ日を使ってみたかったのです、ということで勉強にはなりました。もちろん手帳の使い方は人それぞれですし27万人にも支持されているほぼ日が悪いというわけではありません。ただ私には合わないことが今年使ってみて分かりました、というご報告です。たくさんある情報ページ(通貨レートとか地下鉄地図とか)もほとんど使わないんですよね昔から。必要な情報はそれだけインターネットから出して印刷するし、せっかく用意してもらったページを使っていないとなんだかその分損した気分になるし。最初から情報ページのない、まっさらな手帳が本当は欲しいです。
私が求める手帳は
時間軸が縦軸 ※
1週間見開き
その週のうち処理すべき案件を書く欄がある ※
その日のうち処理すべき案件を書く欄がある
です。夢かな手帳はこれらをクリアしています。それに加え毎月コラムとワークシートがあり、コーチング形式で自分の生活を振り返ることができるようになっています。ほとんどの方はこちらが主目的で買われるのかもしれないけど、私は正直コラムはあってもなくてもいいと以前は思っていました。でも1年空けて夢かな手帳を改めて見てみると、このコラムはコラムでやはり魅力的ですね。なかなかコーチングを受ける機会がないので、こうしたコラムに添って1人コーチングもいいかもしれないなとこの頃思います。
この時間軸が縦軸、というのが一番やりやすいです。ほぼ日、クオバディスも同じです。
8:00-8:15 朝読読み聞かせ
と拘束時間をしっかり書き込むことで、スケジュールが確定できます。どんな時も身体は1つ。1件用事があれば他の用事をそこに組み込むことはできない。ということをいつも肝に銘じるようにしてます、そんな私には拘束時間を書き込むタイプはピッタリです。
また、その週のうち処理すべき案件を書く欄がある、これもすごくいいです。
その日処理することを書く欄がある手帳がほとんどですが、その日じゃなくても今週中にやってしまいたいこと、という案件は結構あります。それがその週の最初にドンと書く欄があるとすごくやりやすい。今年ほぼ日でこの欄がないことで非常に苦労しました。毎日毎日繰り越し案件を書き移すのが面倒だしできないし。書き移すのを忘れて何度も前日、前々日、その前のページを繰って確認したことか…もう訳分からない。
ということで手帳についての意見はまだまだありますが、この辺にしておきます。自分では大した手帳マニアではないと思っていましたが、先日小学校の読み聞かせボランティアのミーティングでたまたま手帳話題で盛り上がった時、一緒に活動している友人に、こんなに身近に手帳マニアが3人もいた!と言われてしまいました(笑)。そうだったのかやはり私はマニアだったのか…。
私にとって手帳とは
一つしかないカラダをフル活用
人との約束を忘れない
ために、必要不可欠な物です。予定、というのはほとんどの場合は人との約束だからです。仕事も打合せも全部、自分が欠席したり忘れたりすれば人に迷惑がかかります。そして両方に出たくてもやはりカラダは一つ、どちらかを選ぶ必要があります。そのために何時から何時までは拘束されている(約束がある)、と書くことができる、時間軸の幅が広い(しかも縦だと視覚的に分かりやすい)手帳はとても分かりやすいですよ。
なーんて言ってて、いつも約束に遅刻して皆さまごめんなさい!!来年は手帳も変わったし遅れないようにしますから許して!(笑)
やっぱり手帳マニア!
手帳マニアです