MRさんが所属する読み聞かせの会からはKRさんと2人、私達ストーリーテリングの会KFからは私を含め4人。みんなそれぞれブックトークについて知りたいと思いながらも独学では行き詰まっていたところで、本当にタイミングも良くスタートできました。まだ勉強会ということで開催は3ヶ月に1回というスローペースですが、実習を中心に少人数でやっていきながら会の方針が定まってきたらメンバーを増やすことやお客さんの前でやってみることも考えてみたいと思っています。実際に学校の先生方からMRさんの講習会を受けて 『AKMさんもブックトークやってちょうだい』 といきなり頼まれたりして、私も準備の足りないにわかブックトークではあまりに情けなく、もっと向上したい、ブックトークならこうやります、と自分の意見をしっかり持ちたいという気持ちが高まって来ていました。これもMRさんの講習のおかげ、声をかけて集まってくれる仲間のおかげですね。
みんな他の活動(読み聞かせ、ストーリーテリング)を抱えながらなのでゆっくりペースですが、いつかは学校の先生方や興味のある方の前で発表ができるようになるよう、またいつものおはななし会にミニブックトークを加えたりできるようになりたいです。でも基本はできるようになること、が目的ではなく、仲間と楽しんで勉強会を続けて行ければと思っています。テキストも決まり、東京子ども図書館機関誌や都立図書館で張替先生がなさったブックトーク講習会のレジュメなども入手し、題材は十分。まだまだ勉強できることがある我が身がありがたく、楽しいです。
次回は1月、テーマは先取りで 『春』 。自分なりのテーマを設定し対象(私は今回は低学年)に合った内容のブックトークシナリオを作成、みんなの前で実習発表です。20~30分でテーマに沿った本のコマーシャルを行うのがブックトーク。読み聞かせには長すぎる、絵が細かくて見せにくい本なども紹介できるのがブックトークの大きな魅力です。今や読み聞かせは小さい子どもに限らず中高生、大人の方までにその対象が広がっています、ブックトークのニーズもますます高まるでしょう。たくさんの本を知り、その楽しさを多くの人に伝えることが出来るブックトーク、ぜひ 『私ブックトーク得意なんです』 と言えるようになるまで頑張って行きますよ!
…いやいや、得意になるためにやるんじゃないでしょ。目的と方向性を見失わないためにも、仲間の存在は本当にありがたいです。