この世の果て、エクセルの果て
時々、何かの果てを見たくなることありませんか。この世の果ては見られませんがエクセルの果てでしたら見ることができます。
エクセルは非常に広い方眼紙のようなものです、この方眼紙の左上の端っこを、私達は普段使用して色々な計算をしたりしています。果てがないように感じるエクセルのワークシートですが実は果てがあります。これは演算の限界(コンピュータ処理の限界)により定められた結果です。全てのセル(マス目)を使用して演算を行いますとこの
IV65536までが限界だというということなんですね。ちなみに行番号(横の並び)は1から65536まで、列番号(縦の並び)はAからZまで行くと次はAAからAZ、その次はBAからBZとなりIVまであります。
普段は見ることの出来ない右下のワークシートの果てに行くにはどうしたらいいでしょうか。
よくワークシート上でドラッグしすぎてしまい最初のセルA1にすぐに戻りたい時は
Ctrl+Homeキーを押します。この逆をすればよろしいのです、つまり
Ctrl+Endでワークシートの果てに行きます。ところが普段使用していない果てについてエクセルが認識していない場合、Ctrl+EndですぐにIV65536が表示されない場合があります。まずは横スクロールバーもしくはキーボードの→(右矢印)でずーっと右へ移動してみましょう。IV1で行き止まりになります。そこからずーっと下方向へ下がっていけばよろしいのです。
ずーっとずーっと…飽きてきましたね。そこで便利なのが
『名前ボックス』 です。ワークシートの左上の上の部分、画像ではIV65536と表示されている部分を
『名前ボックス』 と言います。ここに直接数値を打ち込むと、指定したセル番地へジャンプしてくれます。
こうしてついにエクセルの果てにたどり着けるというわけです。この記事の意味ですって?たまに意味のない記事があってもいいじゃないですか…いえ毎回意味のない記事ばかりですからね。
暇つぶしに、話の種に、エクセルの果てを見たいときに、お試し下さい。
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