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DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

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新潮文庫ピンバッチ

pin01.jpgこちらは新潮文庫を買ってポイントを集める 『Yonda? Club』 の景品です。最低でも5つ、文庫本のカバー折り返しについている三角の応募マークを集めると、まずはこのピンバッチがもらえます。

どのバッチが来るかはお楽しみ。と左の画像が見本としてホームページに乗っておりますが、 この中の『雨ニモ負ケズ 読書ヲシ』 みたいなのが欲しいなぁと思っていたら、右の写真のものがきました。本棚の前にいるパンダくんです。結構可愛いでしょ!pin02.jpg

文庫版 『模倣犯』 を5冊買ったのでまたバッチもらおうかな。と検討中です。違う種類のものが来るといいんだけど。とますます 『レア』 『タダ』 に相変わらずハマりっぱなしです。
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ムーミンコミックス

img20050821_1.jpgムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソンとその弟、ラルス・ヤンソンによるロンドンの 『イヴニング・ニュース』 紙に掲載されたムーミン達が活躍するコミックス。1954年当初は共著であったが1960年以降はラルス・ヤンソンが1人で更に15年にわたり連載を続けた。物語や絵本でもおなじみの個性的なレギュラーに加え、コミックスのみの登場のゲストキャラクターも多彩に描かれている。半世紀経つ現代も時代的な制約や古さをまったく感じさせず、パロディやユーモアのセンスが抜群の、児童書とはまた違った魅力満載の物語。
筑摩書房からは全14巻が発売。各巻3~4編を収録。


img20050821.jpg第4巻 恋するムーミン
■ 恋するムーミン ■ 家をたてよう
■ ちっちゃなバンパイア ■ 署長さんの甥っ子

第10巻 春の気分
■ 春の気分 ■ 南の海にくりだそう ■ のんきな黄金さがし

第13巻 しあわせな日々
■ しあわせな日々 ■ 社会を変えよう ■ ムーミンと鉄道

img20051130.jpgおなじみムーミンのコミックスがあるのです。どれも風刺が効いていて面白いですが、一番私のお気に入りは 『南の海にくりだそう』 です。本により邦題が若干違うものもありますが、これは爆笑モノです。

ムーミンパパの提案で寒いムーミン谷から南の国へリゾートに行くムーミン一家。自分達で船を出して行っちゃうところがまずスゴイ。水も食料も尽きてきたところでようやく目的地?に着きます。ワケも分からないまま超高級ホテルに迷い込み、ホテル側も勝手に上客だとカン違いし、ムーミン一家は招待を受けたとカン違いし、ロイヤルスイートでやり放題…。最後にホテル側から撤退と長々と連なった請求書を受けたムーミン一家、支払いをどうするのか?というところが最後まで楽しめます。必読です。

評価:(癒し系&爆笑系)

クリスマスツリー

1215_02.jpgクリスマスツリー登場
我家にもクリスマスツリーが飾られました。去年は何も分からなかった第2王子、今年は保育園での教育の成果もあり、サンタさんがやってくる!ということが分かったらしく、おじいちゃんが出してくれたツリーを見て大喜び。おじいちゃんも出した甲斐があると、大満足でした。

玄関ホールにあるのでホールの電気を点けたり消したり、喜んで見ていたのでそのまま2階へ上がっていたところ、おじいちゃんの 『あっ第2王子!』 という声に驚き階下へ降りてみると。

なんと。第2王子が、飾りのクリスマスプレゼントボックス状のものを3つも壊してしまっていました。どうやら本物のプレゼントが入っていると思ったらしいです!発砲スチロールの中身を持ちあぜんとする第2王子…。おじいちゃんと思わず大笑いしてしまいました。

1215.jpg
証拠写真→
いつもなら怒るところですが、あんまり可愛いので叱らずにおきました。ただ、これは飾りなんだよ。本当のプレゼントはクリスマスに来るからね。と話すと、納得したのかしないのか。

それにしても第2王子はいつも笑わせてくれます、第1王子はこんなことはしなかったなぁ。同じ親から生まれても、性格ってやっぱり違いますね。

早くサンタさんが来ないかな~。

幸福な食卓*瀬尾まいこ

siawasenashokutaku.jpg 『父さんは、父さんをやめようと思う。』 そう父さんは宣言した朝。父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。そして、あの悲しい出来事の後でも…。高校生の佐和子を中心に、ちょっとおかしくて心温まる家族の日常を、食卓という場を中心として、その在り方を綴った物語。傷ついた人々が再生していく様子を描く、著者の温かいまなざしが詰まった物語。

必読。久々に泣きました。泣けるということに関係なく、必読本です。

瀬尾まいこの書く小説は 『再生小説』 である、とどこかの記事で読みました。傷ついた人々がそこから再生していく様を描く作品であると。
本作も多くの傷ついている人々が出てきます。父さん、母さん、佐和子の兄、そして佐和子。みんな辛い想いを抱えているのにどこかユーモラスなのは、ごまかしているのではなくそれでも毎日を生きていかねばならないことを知っているからだと思うのです。

瀬尾まいこは心理描写が押し付けがましくなく、非常に丁寧。『図書館の神様』 を読んだきりだが、それと比べると文章力もぐぐっと上がっていて、表現が素晴しい。『父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。』 この表現は秀逸すぎる。

佐和子の中学から高校時代を描いた本作は、大人から見ればささいな悩みにみえるものにも佐和子は一生懸命悩み、苦しみ、解決しようとする様子を描いており、その点はさすが現役中学教師の作者はよく捉えているなと思う。いつもだが兄弟愛が深いのもいいなぁ、と思う。

ラストは衝撃だが、それを佐和子は乗り越えようと思う。1人ではなく、周りの人々の支えを借りること、それが必要なことも知っている。やはり本作も再生小説なのだろう。でも作者はそれを押し付けない、それが当たり前のことで日々の暮らしなのであるということを、小説を通じて教えてくれる。生きていく上で大切なこと、必要なことをこの本は教えてくれる。

こんなにも、作者の想いを感じることができる小説はなかなかないような気がする。
瀬尾まいこの今後の著作にも期待大ですね。

評価:(必読!)

お遊戯会

1210.jpgクレヨンロケットとんでけ~
毎年クリスマス前に第2王子の保育園では大がかりなお遊戯会があるのですが、去年初めて出演した第2王子は、舞台上で固まっていただけでした。
今年は動く王子が見たいな…と思っていたので、可愛い衣装で動いている(笑)だけで、母は大満足でございます。

曲はNHKおかあさんといっしょの 『クレヨンロケット』 。魔法使いアラジンみたいな衣装を着た第2王子、親バカな私はそれだけでも大満足。舞台上でたくさんのお客さんに不安そうな顔ながらも、一生懸命踊ってくれました。

手を開いたり、上に上げたり、片ヒザを着いたり。よく頑張ったなぁ。というか、先生達よく教えたなぁ(笑)。

最後にサンタさんが来てくれて、今年はみんなにケーキをくれたのですが、一緒に見に来ていた兄ちゃんが余計なことに、サンタさんは保護者会会長のYくんのお父さんかも?と言ったために、第2王子はすごーく疑ってました(汗)。余計なこと言うなっての!

※Yくんのお兄ちゃんTくんと第1王子は1年生からずっと同じクラスなのです。

しょうぼうじどうしゃじぷた*渡辺茂男/山本忠敬

img20060124.jpgじぷたはジープを改造した消防車。ちいさいのであまりみんなに相手にされません。仲間のはしご車やポンプ車、救急車にいつもあこがれていました。そんなある日、隣町で山火事が起きて、狭い山道を登れるじぷたに活躍の場がやってきます。小さなじぷたの活躍と成長を描いたロングセラー。

じぷたはチビッコ消防車。いつも仲間のはしご車やポンプ車、救急車を見ては 『かっこいいなぁ』 とため息をつく日々。大きな火事では活躍の場はなく、仲間の活躍ぶりを見てはまたため息をつく日々でした。

そんなじぷたにも活躍の場が訪れます。狭い山道を登らなければたどり着けない山小屋で火事が起こったのです。じぷた一人(一台?)が駆けつけ、無事山火事を防ぎました。

という定番中の定番ですが、心に染みるお話です。子どもたちは多分、最初はいじけていたじぷたが活躍の場を与えられ、急に活き活きとするところに惹かれるのでしょう。もちろんじぷたはただいじけていただけではありません、いつも整備をしてもらい、そして何よりも火事があれば自分も駆けつけて消すのだ、という自覚を持っていたのです。だからこそ山小屋の火事ですぐさま出動し、張り切って仕事ができたのでしょう。

ちょっとお説教くさくなりますがそういう雰囲気は出さずに、じぷたの気持ちが子どもには伝わればいいな、と思っています。最近の第2王子のお気に入りの一冊です。

評価:(5つ満点)

デビュー戦

第1王子が今年から部活動を始めて半年。いよいよ4年生にもデビュー戦の時期となりました。ちなみに大会の名前はY杯と言います。

この 『Y』 って、義父の会社(自営)と全く同じ名前なんですよ。
私も最初ビックリしました。卓球部のお母さんたちにも 『AKMさんのお宅じゃないの?』 とまで言われ…そうだといいんですけど違うんですのよ。

大会の運営委員をなさっている先生に聞く機会があり聞いてみたところ、東京の卓球用品のメーカーだそうです。ああビックリした。実は義母に 『私に内緒でお金出してやってるの?』 というバカな質問までした私…。
『そんなワケないでしょっ』 と義母には言われました…。

試合はシングル、団体と別れており、午前中はシングルの試合をします。卓球の試合ってすごいんです。体育館を3つに仕切り、1列に大体9台の卓球台を並べます。27台で同時進行するわけです。

静かな時間*高橋真澄

img20051008.jpg見る人に風の匂い、色彩の音色、大地への清涼なる思いと共に、ゆっくりとした時間と空間を与えてくれる、心やさしい写真集。北海道在住の著者による雄大な四季の数々。

写真集をプレゼントしようとあちこちの書店を回り、ようやく見つけた私好みの本です。プレゼントにしたのですが、私も買ってしまいました。

北海道の四季を写した写真集ですが、厳しい冬から春、夏、秋そしてまた冬へとかえって行く構成も秀逸です。湖面に映る木々の写真は日本画のようで、写真とも絵画ともつかない美しさです。

私は春から夏の花の写真が気に入って選んだのですが、うちで繰り返し見ているうちに冬の樹氷の美しさもすっかり気に入ってしまいました。

しんとした美しさ、静けさ。
『静かな時間』 が本当に人生には必要です。

評価:(お宅にも一冊どうぞ)
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急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
只今読破中
木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
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かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
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