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DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

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石灰沈着症

今朝玄関先で足が上がらず膝をしたたか打ちました。とりあえず以前整形外科でもらった湿布を貼り出勤したものの、昼頃からシクシク痛む始末。30代前半でもはや足が上がらないとは(涙)。

痛む足で思い出したのは、8月末、復職してすぐに肘の耐え難い痛みで整形外科を受診したこと。【右肘石灰沈着症】と診断されました。肘や膝に 『水が溜まる』 とはよく聞きますが、水ではなく石灰が溜まったものだそうです。

その朝急に肘が痛くなり、腱鞘炎?と湿布を貼り出勤したものの、痛みは徐々に増すばかり。腕を上げたり曲げたりすらできなくなり、ジッと立っているだけでも痛みをこらえるのに精一杯、車の運転(ハンドルを握る)もままならない状態にわずか1日でなってしまったので、整形に行きました。

院長は昔気質のジイさんで、病名を聞き散々 『原因』 を尋ねても 『そんなの分かんないんだよ』 の一言。 『石灰を取れば治る』 とその場でレントゲン室にて肘に照射しながら注射で抜く、という荒療治(通常の方法です)。

『絶対動かないで下さいね~』 というナースは私の肘を抑えながらゴホンゴホンと咳こみ、そのたびに揺れる私の腕(やめてくれ~)。院長は 『ああもう!』 と怒声出しまくり。頼むよ二人とも~(早く終わってくれ~)。
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ページ公開

apple_info.gif準備にかなり時間がかかってしまいましたが、ようやく今日のページ公開日を迎えることができました。独り言ばかりの内容で恐縮ですが時々遊びに来てください。

【お願い】
10月10日の日記にも 『ご挨拶』 をさせて頂いておりますのでぜひご覧下さい。blogにコメント投稿を頂く際は下記個人情報の取扱いには十分ご注意下さい。
 1) 本名で投稿しない、呼びかけない
 2) 居住地の記載をしない
等ご配慮頂けますと幸いです。

皆様のご意見でますますページを充実させていきたいと意気込んでいます、よろしくお願いいたします。

ブレイブストーリー*宮部みゆき

bravestory.jpg東京下町で新設校に通う小学5年生の亘(ワタル)。気になる転校生美鶴(ミツル)の行動を追ううち、幽霊が出ると噂される建設途中のビルの扉から剣と魔法が支配する異世界【幻界(ヴィジョン)】へと旅立つ。怪物や呪い、厳しい自然など旅人に苛酷な運命が待ち受ける幻界で、そこで得た仲間と共に自らの運命を変えるべく【運命の搭】を目指すワタル。その願いは叶えられるのか?というファンタジー大作。

初めに申し上げておきますが、評価が低いのは決して本作が駄作という意味ではありません。むしろ宮部ファンタジーの本道だと思われます。にも関わらず評価3であるのは、私自身が宮部氏のファンタジーがあまり好みではないというだけです。

宮部氏の作品は大きく分けて【刑事物】【時代物】【ファンタジー物】とありますが、私が一番好きなのは【刑事物】であり『龍は眠る』『クロスファイヤ』初めとする【ファンタジー物】はイマイチ好きではないというだけです。理由は判然としないのですが、どれも少年少女が主人公で結末がにやや救い難いイメージがある、ということが理由でしょうか。途中まで夢中で読んでいてもどうも結末があまり好きに慣れない作品が多いのです。

本作は普通の小学生 亘が両親の離婚問題という現実世界に絶望感を抱き、その強い思いが精神世界である幻界への扉を開かせ、そこで冒険するというストーリーです。ワタル(カタカナになる)は現実世界での自分の状況を打破すべく自身の精神世界である幻界で、(現実での)願いを叶えることができる賢者が住むという運命の塔を目指し旅を続ける、という展開。幻界の成立理由やその世界観などドラクエ世代である私達には受け入れられやすい内容となってはいるものの、なぜ今『少年』を旅させるのか。そして少年はそこで何を学んだのか。そしてどのような想いを抱え現実世界へ帰っていくのか。そこがちょっとしっくり来ない。

評価:(5つ満点)

ビリヤード

久しぶりの親子4人の外食後、ビリヤードをしに行きました。といっても古びたボウリング場のすみっこでですが、約10年振りにキューを握る私と夫。

初めてキューを握る第1王子には熱心に夫が教えた結果、帰る頃にはとりあえず球をぶつけたりポケットに落としたりもできるようになり、本人もご満悦の様子。私はというと 『空振り』 『白球を落とす』 など散々な様子…。夫も始めこそ大丈夫か~という雰囲気でしたが徐々に勘を取り戻し、1人でゴトゴト落としておりました。2回3回、最後は連続5回落としたときに 『パパ今オレカッコイイ~って思ってるよ』 と第1王子に言うとその通りだったのか、赤い顔になっておりました。

嗤(わら)う伊右衛門*京極夏彦

img20050821.jpg生来笑ったことがない生真面目な浪人・伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れてもなお凛として生きる女・お岩。鶴屋南北 『東海道四谷怪談』 と実録小説 『四谷雑談集』 を素材に、伊右衛門とお岩夫婦の物語を新しい視点から描いた京極夏彦版 『四谷怪談』 。怪談というよりむしろ純愛小説としての色合いが強い。

今年の課題作家、京極夏彦1冊目をようやく読了。映画化も話題の本作は、あの四谷怪談を新たな視点で描いた点で、異彩を放つ作品となっている。

従来悪人として描かれたお岩の夫 伊右衛門が本作では善人として描かれた点が特徴。妻となったお岩は武家の娘として気高く生きるよう躾けられ育ったため、何事にも真直ぐ過ぎ、その結果生じてしまう夫婦間の衝突とすれ違いが悲しく描かれています。一旦2人は別れを選択するものの、全てのさがを解決した伊右衛門は、最後お岩と共に安らかな死を迎えるのです。

傘張り、ではなく大工をして生計を立てていた浪人出身の伊右衛門が、一体どこで剣の腕や策略を講じる頭脳を磨いていたのか、などちょっと伊右衛門が完璧?な点が少し気になりますが、お岩を大切に思い守ろうとする理由が 『縁あって夫婦となったから』 というようなあたり、世の男性陣にもぜひ見習って頂きたいです。

評価:(5つ満点)

年賀状とカラープリンタ

img20050821.gifドラえもんに年賀状を送ろうキャンペーン
第1王子はドラえもんに年賀状を出すらしい。

今年も年賀状作成の時期がやってきました。毎年結構悩むのですが(その結果が毎年イマイチで皆様すみません…)なかなか納得行く物ができずにギリギリまでいつも四苦八苦しております。

今年こそ 【カラープリンタ】 を購入しようと計画中。本当にカラープリンタ安くなったよねえ。家にカラープリンタのない私は(※白黒レーザーのみ)年賀状については某所でプリンタを借りて印刷したり、デジカメ撮影写真は写真屋さんに頼んだりしていたのですが、今はそれも家で実に美しくできるとか。思いっきり時代の波に乗り遅れているので思い切って今年こそ、一応自分の収入も少しあるし買おうと思っています。

第1王子はカラープリンタを買ったら色々印刷すると張り切っていますが、2人して意味もなく名刺や便箋やプリクラなどを作りまくってすぐにインクを切らしてしまいそうな気配です。私が狙っているのはEpson PM-G700というシリーズ。Yマダ電機のチラシチェックによると先週の時点で月初店頭価格より2000円ほど安くなっていた。もう少し待てば…ってそろそろ買って年賀状作った方がいいのでは?

タイヤ交換

車のタイヤ交換をしました。例年より早めです。毎年11月下旬に初雪ですが今年は寒くなるのが早いらしい。冬のアイスバーンには本当に泣かされます。交差点などマジ滑る。首都圏のように狭い車線幅であれば間違いなく事故を起こしてますね。

首都圏育ちの私は、冬には冬のタイヤが必要ということは全く知りませんでした。実際実家でもタイヤは着けっぱなし、交換しません。首都圏でタイヤ交換をされる方は100人に1人位ではないでしょうか(※マイ統計による)。

冒頭で 『交換をしました』 とありますが実際には 『してもらった』 でした。交換なので当然夏タイヤとホイールをどこかへしまっておく必要もあるのですが、私にはその心配もないのです。工場にしまっておいてもらって、春になればまた 『交換してもらう』 。整備工場に嫁に来て本当によかった♪嫁に行くなら整備工場。運転に自信のない方には特にオススメです(注:私。)。

テレプシコーラ*山岸涼子

terepusikora.jpg篠原六花はバレエ教室を開く母のもと、姉の千花とともにバレエを習ってきた。180度開脚が困難だと知ってバレエをやめようとした六花だが、転校生・須藤空美の踊る姿を見て練習を再開。千花とともにバレエコンクールにも出場、入賞を修める。千花はバレエ団の公演くるみ割り人形の子役クララに抜擢され、姉妹は協力して公演の日を迎えるもそこで思わぬアクシデントが。環境に恵まれた2人の裕福な姉妹と才能に溢れながら恵まれない環境の空美の存在が対照的な、愛憎渦巻くバレエ漫画。

『日出処の天子』 の山岸涼子が描くバレエ漫画。これが最高に今、面白い。

現在雑誌ダ・ヴィンチにて連載中。ダ・ヴィンチを買い始めた頃ついでに読み始めたのですが、もはやテレプシのために定期購読にしてしまったほど。バレエ、学業に優秀で努力家の姉 千花(ちか)と対照的にのんびりした性格の妹 六花(ゆき)を主人公に、薄幸の少女 空美(くみ)、バレエ教師の母、かつて母の所属していた日本を代表するバレエ団の大人達の愛憎に巻き込まれていく、めくるめくバレエドラマ。

最初のうちは天才的な才能を持つにも関わらずすさんだ家庭環境のためバレエのレッスンすらまともに受けられない空美と六花の出会いから始まるのですが、天真爛漫な六花を除く全ての登場人物が抱える心の闇が複雑に絡み合って、さすが山岸涼子!という内容です。毎号読んでいるにも関わらず単行本を揃えたくなる漫画に久しぶりに出会いました。ぜひ一人でも多くの方に読んで頂いて、一緒に感想を語り合いましょう。

【12月号のネタバレ】
公演でケガをした千花も無事退院。バレエ団のエリート水樹はローザンヌのスカラシップを無事取り帰国。千花や六花ら後輩に大きな希望と夢を与える。六花は中学受験に失敗し落ち込む日々だが、そこへ補欠合格の封書が届き母は歓喜。

評価:(満点継続中)
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今週の私
急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
只今読破中
木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
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