
マトリックス レボリューションズを見てナウシカに似ている!と思い、全7巻を読み返してみました。改めて感じるその世界観の深さ。
本作は1981年から13年かかり1994年に完結したため、途中辻褄が合わない箇所が多少出ているとファンサイトで学習したり。
【1巻の最初に出てくる巨神兵の化石の頭の部分には『操縦席』がある】 とか。確かに操縦席がある!実際に6巻辺りから出てくる巨神兵は自分の意志で行動するので操縦はできません。
ナウシカは故郷 風の谷で人々が新生態系
【腐海】 に脅かされる日々を送ることに心痛し自身で腐海の謎を解こうとしてきた。狭い寸土を巡り起こる大国同士の戦争に否応なく巻き込まれ、戦場で人々や様々な事象に出会うことで世界の成り立ちについて思いを巡らせついに腐海が出来た謎を突きとめるのだ。
腐海は旧世界の
【遺産】 であった。正しくは遺産を残すための
【手段】 であった。
旧世界では戦争が激化しついにその裁定を行うために恐るべき破壊力と
【意志】 を持つ機械、巨神兵が製造された。汚染された大地は巨神兵により破壊しつくされ、その世界を
【作り変える】 ために 【腐海】 が人口的に作られたのだ。
ナウシカは作り変えられやがて再生される
【清浄な未来世界】 のために旧世界の遺産(芸術、文学、『人類の種』)が残された部屋やそれを守り続ける不老不死の機械(ヒドラ)を見つける。そしてこれらの
【世界の作り変え】 を画策した
『シュワの墓所』 すなわち 【意志のあるコンピュータOS】 と対決する。
評価:





(5つ満点)
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