WALL・E 地球型ゴミ配置積載運搬機
小さい子向けのアニメーションかと思っていましたがそうでもなかったです。
5年という予定で宇宙旅行へでかけそのまま700年宇宙をさまよっていた人類。太りすぎて自力で歩けず、働きもせずテニスすら代わりにロボットがやっている世界で、地球に残されたゴミを片付けながらその生活の残骸であるオモチャや部品を集めているウォーリー。ビデオで観た映画で手をつなぐ人間に憧れており、突然現れた新型ロボット、イヴと 『手をつなぎたい』 というウォーリーの気持ちが自然に伝わってきます。
その後ウォーリーはイヴを追いかけ宇宙の旅へ…漂流中の人類と出会いついに人類を救う救世主となる!のか?
第2王子も十分楽しみましたが小~中学生にも適ではないでしょうか、オススメします。
ちなみにウォーリーとは
Waste Allocation Load Lifter Earth-Class
ゴミ 配置 積載 運搬機 地球型
だそうです、なるほど(公式HPより)。
評価:(5つ満点)
手仕事を営む職人たちの心に灯ったのは仕事に対する念であった。それはやがて殺意に増殖し冷たい惨劇を招く。線香、着物の染色、杜氏、宝飾、能面、提灯など、それぞれの職人の静謐な世界を舞台に描いた6作品。
(乃南アサ)のなみあさ。1960年東京都生まれ。早稲田大学中退。広告代理店勤務等を経て作家活動に入る。『幸福な朝食』 で日本推理サスペンス大賞優秀作、『凍える牙』 で直木賞を受賞。主な著書に 『涙』 『鍵』 『しゃぼん玉』 など。
(収録作品)青い手/鈍色の春/氷雨心中/こころとかして/泥眼/おし津提灯
『青い手』 がベスト。家業の線香作りのことでからかわれ、父親が初めから自分にはいないことに引け目を感じている少年が主人公。やがて彼自身も母と祖父母を手伝い家業を継ぐ自覚に目覚め、秘伝の香の 『材料』 を手に入れることを決心する。
家業を継ぎ主人となった少年は幼馴染みと結婚するが、妻である彼女から告げられた、少年の日の思い出で、彼は初めて後悔することになるのだろうか。深い余韻を残す物語。
その次は 『泥眼』 かな。梨木香歩 『からくりからくさ』 にも能面が出てきたな。
いずれも伝統的な手工芸を通じ、それに込められた人の想い、怨念を描いた作品集。乃南氏得意の 『余韻の残るラスト』 を目一杯感じられる作品集。
評価:(5つ満点)
中国人を狙った惨殺事件が相次いで都内で発生する。手がかりは被害者のバラバラ死体のわきの下に残された 『五岳聖山』 の刺青だけ。捜査は混迷し新宿署の刑事 佐江は、捜査補助員として毛と名乗る謎の中国人とコンビを組まされる。公安の思惑が働く中、外務省のエリート職員 由紀も加わり3人は事件の真相に迫ろうとする。やがて中国人連続殺人事件を中国政府による反政府主義者の処刑と考えた公安は、事件の解決よりも中国国家安全部の情報を得ることを最優先とし佐江たちを翻弄し、事件は日中黒社会をも巻き込んだ大抗争へと発展してゆく。日刊ゲンダイ連載を単行本化。
(大沢在昌)1956年名古屋市生まれ。慶応義塾大学法学部中退。『感傷の街角』 で小説推理新人賞を受賞しデビュー。『深夜曲馬団』 で日本冒険小説協会最優秀短編賞、 『新宿鮫』 で日本推理作家協会賞長篇賞、吉川英治文学新人賞、「新宿鮫 無間人形」で第110回直木賞、 『心では重すぎる』 で日本冒険小説協会大賞、『パンドラ・アイランド』 で柴田錬三郎賞を受賞。
『砂の狩人』 から数年。あの時ただ一人生き残った新宿組対の刑事、佐江に勅命が下る。
腹は出てるし熟年離婚されるし、全く冴えない風貌の佐江が今回のヒーロー。
今回のヒーローも決してカッコよくはないが、信念を持ちそれを決して曲げることなくそれに基づき行動する。情報を揃えた上で他人に惑わされることなく、自らの判断で行動しその行動に責任を持つヒーロー。その行動には通りすぎなほど筋が通っている!
今回のヒーロー佐江はヒロイン(っていうかマドンナ?)といい仲にはなりませんが、トリック、裏切り、それぞれの思惑と真意の交錯が見事な構成で、今回も大変満足でした。
評価:(5つ満点)
西暦2221年。機械の身体を持ってさえいれば、 1000年、2000年生き続ける事が出来るようになった時代。機械の身体を買えるのは金持ちだけ。機械の身体を買えない貧しい人々は超近未来都市メガロポリスから追い立てられ悲惨な暮らしを送っていた。 ある日貧しい人々の間にこんな噂が流れ出した。 『この宇宙にタダで機械人間になれる星がある。その星へ行くには銀河超特急999に乗ればいい。』 (アニマックスHPより)
ついに始まりました銀河鉄道999、満を持してアニマックスに登場です。毎週土曜日夜6時から一挙2話放送!この日をどんなに待ち望んだことか…(大げさすぎる)。
ということで最初は毎週土曜日必ず観ようとしていたのですが、夜6時はちょうどご飯時、なかなか見られるものじゃありません。そこで毎週ビデオ録画をしていたのですが、今度はだんだんと先週分を見ないうちに今週分の録画が来てしまいました。さて困った…と思っていたら。
ついにアニマックスはやってくれました、録画用6時間一挙放送!6時間ぶっ通しの銀河鉄道999ですよ!ということでしっかりHDD録画をすることができました。これで老後の楽しみはバッチリだ!
これまで劇場版しか見せたことがなかったうちの2王子にも、やっと999を見せることができます。子どもにはよいものを伝えたい。それがオタク向けアニメであっても…。
ということでうちの王子達もバッチリ999にハマり、母と一緒に楽しむ毎日です。
改めて999には至言が多いっ。
メーテルが言う。 『貴方は、何をしに宇宙へ出るの。』
アンタレスが言う。 『撃たれる前に、撃て。相手が命乞いをしても、心を鬼にして撃て。』
時間は、夢を、裏切らないのでありました。
この調子で最終話まで6時間ごとに録画を撮り続けます。
評価:(子育てにはよいアニメをお勧めします)