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DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

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模倣犯(文庫)*宮部みゆき

img20060127.jpg公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは快楽殺人にとり憑かれた犯人からの宣戦布告だった。類を見ない知能犯の狂気に立ち向かう第一発見者の少年と孫娘を殺された老人、2人を待ち受ける運命とは、そして真犯人の以外な素顔とは?多くの人々が事件の真相に迫る中、次々と猟奇的な事件が起こる。驚愕の結末は?
初めから真犯人の姿も描写する、かつてない手法で読者を虜にした宮部みゆき渾身の長編作。


宮部みゆき作品の中でも代表作中の代表作、模倣犯。

出版された当初はハードカバーを買った友人に貸してもらいました。
私は自他共に認める 『早読み』 ですが、この本は上下でなんと2週間もかかりました!夢中で読んだにも関わらず、です。これは最長記録です。早いときはハードカバーでも1冊1晩で読み終わる私には、本当にこれは内容が濃く長い本だなぁとしみじみ感じたものです。

これだけは文庫になったら買わなくちゃ、と思って5年位経ったのでしょうか。ついにやっと、文庫になりました。恐らくは上下では収まらないから上中下の3巻で来るだろう、と思っていたら。
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モモ*ミヒャエル・エンデ

img20060124.jpg町はずれの円形劇場あとに迷い込んだ不思議な少女モモ。親もいないたった1人で暮らすモモに町の人たちは親切にしてくれます。そしてみんなは困った時にはモモに話をきいてもらうと自然と解決方法が見つかり、幸福な気持ちになるのでした。ある日突然全身灰色の 『時間どろぼう』 の男達が町へやってきて、みんなの生活が変わってしまいます。人々に失われた時間を取り戻してくれた、不思議な少女の物語。時間の概念について考えさせられる、永遠のファンタジー。

また読み返してみましょう、大人になったアナタも。
子どもの頃読んだ時、モモは特別な、選ばれた存在だと思っていましたが、決してそうではなく、誰しもモモのように生きられるのだと思いました。時間と空間と宇宙と共に、生きられるのだと。

人生の花を咲かせるのは自分自身なのです。って演歌じゃないけど…(笑)。73年の作品ですが全く古さを感じさせません。私が購入した文庫は2005年に多少訳を現代風に変えた部分もあるそうですが、時間というものに対する人の思いは時を経ても普遍なのだ、と改めて感じさせてくれた作品です。

児童文学の形をとっていますが、忙しい大人の人にこそ読んで欲しいお話です。そう、時間泥棒に時間を吸い取られている、アナタのことですよ。私もそうですけど。

評価:(5つ満点)

SAYURI

SAYURI.jpgまず子役が良かった。さゆりは日本の子役、姉の佐津は中国の子役だったが姉妹の絆に違和感を感じさせない。戦時下という難しい時代の花街を描いていて興味深い映画だったが…。

チャン・ツィイーは確かに美しい。私が最も好きな女優の1人ではありますが、今回の役はあまり適役でないと感じました。彼女得意のアクションもなかったし、もったいない(笑)。

工藤夕貴、ミシェル・ヨーは存在感がありとても良かった。工藤夕貴は評判通りとても良く、もしかしてチャン・ツィイーと工藤夕貴の役柄が逆だったらどうだ?と考えてみたけどそれならここまで収益出ないか。と思い直した、ゴメンね工藤さん。

渡辺謙は今回も文句ないが、もったいなかったのは役所広司。せっかくの役所広司なのにイマイチ活かしきれていないという感じ。もっと延という男の持つ執念深さ、恐ろしさを前面に出して欲しかった。あんまり恐さを感じなかったな。何かのインタビューでも役所広司が 『言葉の壁さえなければもう少し…』 と言っていたのを見て、やっぱり英語での撮影は大変だったんだなぁと思いました。となるとやっぱり渡辺謙ってスゴイ。

ストーリーは特にラストの部分が納得いかなかった、外国人から見たフシギの国ニッポン、という感じの終わり方。以上のことから−1、かな。

ただ全編を通じてテーマとして 『傘/雨』 を上手く使っている点が気に入りました。ポスターの傘をさすさゆりがまず非常に象徴的。初めて初桃を置屋からお茶屋まで送る時も、同じ雨の中姉のいる遊廓まで傘なしで走るのも、初めて会長に会ってかきごおりをもらった時に、会長と一緒にいた芸者がさしてた傘も、そして初めて舞を披露した時もさゆりは傘を使っていた。
それを考えたらオマケで5でもいいかなという気がしてきたな。

評価:(5つ満点)

iPod miniケース

iPodmini.jpgやっぱりケースはピンク
さて以前iPod miniを買った理由としては 『英語学習に使用する』 だったのですが、一緒に保存してある英語のCDを聞くなど、数ヶ月に1回あるのかないのか…そんなに使用していないiPodというのに、ケースまで買ってしまいました。だって可愛いんですもの。

ということでお目当てのケースを買いに東京丸の内まで行きました。時間がなかったのでろくに見もせずに 『コレが欲しかったんですよっ』 とレジへ。

お買い上げ金額を聞いて…ちょっと…。でも今更 『えっじゃあいらないです』 とも言えず、払ってしまいました。ちなみにコーチのUSAのサイト(日本語のサイトはありません)で見ると、このケースは68ドルなんです。
せいぜい2倍くらいかな、と思っていたのは甘かった。2倍以上!あーなぜどこで、そんなに値段が跳ね上がる?

その後観劇のため友人と合流し、このケースを見せて値段の話をすると、『ケースを入れるためのケースを買ったら?』 とからかわれてしまいました。ホント、ケースの方が今や本体より高いのでは?(苦笑)

ま、ちょっと早いクリスマスプレゼントとして、いいか。といつも自分に甘い私です。これを見て英語を勉強する気が起きれば安いものさ。といつも言い訳ばかりの私です。

オペラ座の怪人

img20060124.pngやっぱり生の舞台はいい!しかも前から3列目。

今年ラストのエンタメを飾るのは、劇団四季の長年の看板作 『オペラ座の怪人』 です。半年前にチケットを獲得し、この日を楽しみにしてきました。友人2人と合流し、3人で席へ。私達のちょうど真上にシャンデリア。ひひひ、楽しみ…。

クリスティーヌの歌が素晴しく、とても楽しめました。次々と変わるシーンも楽しく、シャンデリアは私達の真上でいつ 『バーン!』 と轟音と共に落ちてくるのかととワクワクしたけど、なんと音なしで落ちてきた。

中幕で友人に 『確かバーン!と花火の音がして落ちるはずだったんだけど…』 と言うと、 『落ちてくるだけで十分恐かったのにその上大きな音がしたらもっと恐いでしょ!』 って。だから音なしになったのかな?残念…と言う私に友人達は困り顔でした。

衣装も素晴しい、事前にうちにある義母が買ってきていたパンフレットを見て行って良かった。仮面舞踏会での衣装が見事で、一つ一つじっくり見られました。期待通りで素晴しい。湖をボートで行くシーンもどう表現するのかと思っていたら、本物さながらの雰囲気ですごい演出、舞台装置だった。四季の長年の看板作であるのもうなづけます。

日本語の歌詞で唄うのがやはり素晴しかったですね、 『ファントム・ジ・オペラ』『ミュージック・オブ・ジ・エンジェル』 も良かったなぁ。

友人も 『今まで観た中で一番いい舞台だった』 とまで言ってくれて、苦労してチケット取った甲斐があるってものです。来年は何を観ようかな?

評価:(ぜひ観劇を!)

ステンドグラスショップ

img20060218.jpgクリスマスプレゼント天使パネル
最近私は市内のステンドグラスショップ、Vさんにはまりまくりなのです。今年一番のヒットはこのお店、Vとオーナーに出会えたことではないでしょうか。それほど私の好みに合いまくりなのです。

写真は特注でお願いした、クリスマスプレゼント用のパネルです。実家へ贈りました。引き取りに行った際お店に飾られていたこのパネルの、見事なこと!もう少し飾っておきたかったです。

飾り棚
私は自分のクリスマスプレゼントとしてこの飾り棚を買いました。この紫のガラスが何よりも私好みなのです!開いたところもとても可愛い素敵な飾り棚。持っているだけで癒されます。

小さなケースたち
こうして受注生産をお願いするまでもなく、Vにはオリジナルの素晴しい作品がたくさんあります。初めて買ったのは左のバラの飾りのついたケース。このバラの可愛らしさにもう〜一目ぼれ。

img20060314.jpg

ゴミ置き場で

最近私よりも子どもたちの方が携帯操作に詳しく、気が付くと写真フォルダにやたらに写真やムービーが溜まっています。しかも枠がついてたり文字が入っていたり、と加工済み。使い方は私よりも理解しているようです。でも勝手に使わないでよね…と思いつつ消したり保存したり。

そんなある日、突然私の携帯の着信音が変わっておりました。私、昔人間なもので携帯の着信音が変わると反応しない(自分の携帯だと気付かない)のです。だからしばらく気付くのにも時間がかかりました。

その曲はサザンの 『死体置き場でロマンスを』 。おかしいな、どうして変わってるのかな?と思いつつ、電話の後直そうとデータフォルダを見ると。

なんと。
『死体置き場でロマンスを』 の題名がこうなっておりました。 『ゴミ置き場でトイレを』
もちろん第1王子の仕業です。

なんてヤツだ!とプンプンしながら他を見てみると、『OCEAN』 が 『ウ●チ』 となっておりました。全く…。
しかし、なぜこんなに使いこなせるのか?しかも 『ゴミ置き場…』 というセンスにちょっとウケてしまった自分も憎い(笑)。

第1王子には 『やめて頂戴ねっ』 と言ってやりましたが、そのうちまたこっそり変えてることでしょう。

(オマケ) 私の着信音はここ数年、宇多田ヒカル 『LETTERS』 です。もう変えられません、他の音では反応しません。ちなみに夫だけは着信音を変えていますが滅多に鳴りません。しかし鳴りますと去年からはサザン 『Bye Bye My Love』 になっております。

去年 『アナタからの着信音、Bye Bye My Loveにしたから』 とふと話したら 『よく分かっているじゃん』 だって。これまた、プンプン。

ハリーポッターと炎のゴブレット

img20060124.jpg今年もハリーの時期が来ました。今回も素晴しい映像化、全てのシーンに迫力があり、クィディッチワールドカップのシーン、短すぎてもったいない!でも時間的に仕方ないのか…そんなシーンばかりでした。

ロンとハリーは今回初めて仲違いするのですが、それも割とすぐに仲直りしちゃって、これも時間的に仕方ないのか…原作ではその辺りの思春期特有の成長ぶりがいいのに。

また魔法省のクラウチ氏、森の中で殺されているのですが、これも前作で出てくる秘密の地図と関係してエエッ!とハリーがビックリするのが山場なんだけど、それも割愛…いいのかそれで?

まぁ三校対抗試合の様子はよく描けているかな、マダム・マキシームが予想と違った感じでちょっとガッカリしたけど。ハリー、ロン、ハーマイオニーの成長が観られて今回も満足。ってもはや親戚のオバちゃん状態。ハーマイオニーは本当に可愛い!この子を採用しただけでも映画化の価値があった。とまで言う。

チョウ・チャン役の女の子、アジア系ということでチャン・ツィイーのような美少女を期待していた私には、期待があまりにも大きすぎた、とだけ言っておきます(笑)。

やはりハリー映画で感じるのは 『原作ファンでなければ世界観がつかめない』 というところですね。ますます話がややこしくなっているので余計に。もはやスターウォーズと一緒、マニア向け映画?
余談ですが今回もハーマイオニーのパーカー欲しい…と思ってしまった。それなら買えばいいのに。

評価:(オマケで満点)
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急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
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プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
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車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
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