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DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

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モバイル版ブログのご紹介

mobile.pngQRコード初活用
本ブログは携帯でもご覧いただけます。実はその事実にごく最近気付きました…内容は携帯でも全く同じですが、下記の点についてご注意ください。
1) アドレス表記
携帯用アドレスはPC用ブログと全く同じです。PCからは左メニュー一番下のQRコードより読み取りができます(図参照)。
2) テンプレート(デザイン)
デザインが本PCブログと異なり、携帯用のデザインになります。ページの一番上に 『DaisyAKM Archives』 とありますのでご確認ください。
3) 画像
携帯用ブログは画像表示が最初は [画像] となっています。こちらをクリックしますと画像を表示することができますが、その分パケット通信料がかかりますのでご注意ください。なお画像はほとんどが本の表紙などですので、携帯でわざわざご覧いただく必要はないかと思います。

以上の点にご留意いただき、今後とも携帯でもご訪問をお待ちしております。
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カンヅメ状態

4leaf.gif春本番
仕事再開まで時間もあるし今月からは気合いを入れて目標を立て直し、しっかり毎日計画的に過ごそうと張り切ってたら。

久々の第2王子発熱です。夜間診療にも久々行きました、そこで 『インフルエンザの検査は発熱後7~8時間経過しないと結果が出ない』 と以前も言われたことをまた言われてガックシ。そうだった…。

翌朝いつもの小児科で検査してインフルエンザではないと分かりホッとしましたが、せっかく今週から保育園でもスイミングが始まるのに行けないし、家にカンヅメ状態は親子共になかなかツラいですね…。

普段やりたくても後回しにしてしまう、雑誌の整理(切抜き)やら手作りやらが進みそうです。今こそレポート書けばいいって?そうですねそれは気付かなかったわ…(苦笑)。

沼地のある森を抜けて*梨木香歩

numatinoaru.jpg大学の時に両親を交通事故で亡くしてから天涯孤独で独身であった久美。母の妹であった時子叔母が亡くなり、叔母が預かっていたという先祖伝来の 『家宝』 である 『ぬか床』 を叔母のマンションと共に相続したのだが、なぜぬか床が 『家宝』 なのか?手入れを怠ると呻くぬか床を抱え、途方にくれていた久美だったが、ある日ぬか床に突然卵が沸いてきた。そしてその卵が孵って中から出てきたものは…。
家族とは、種の存続とは、生命とは何か。どこから来てどこへ向かうものなのか。全ての生き物が問い続けながら生きている大いなる疑問に挑んだ、著者の渾身長編。
(梨木香歩)1959年生まれ。児童文学者のボーエンに師事。 『西の魔女が死んだ』 で日本児童文学者協会新人賞、『裏庭』 で児童文学ファンタジー大賞を受賞。著書に 『エンジェルエンジェルエンジェル』 『村田エフェンディ滞土録』 『春になったら苺を摘みに』 、絵本に 『ペンキや』 『マジョモリ』 『ワニ』 『蟹塚縁起』 など。

最初はホラー系ファンタジーかと思いました。少なくとも1章、2章の最初まではそうなのですが、その途中から様相が変わってきます。久美が2章で出てきたカッサンドラを 『私はこの人を知っている』 と自覚し始める箇所。ぬか床に卵が湧き、それが孵り人が出てくる。夢か幻かと思う間もなく、3章では突然の場面展開となる。
実はこういう、突然場面が入れ替わりそれまでの内容と繋がらない形態の小説は苦手でした。一瞬読めなくなる気がしてくるからです。でもここで私はこれまで学習してきた 『分からなくてもとにかく読み進む』 で読む進むことができました、とにかく読み進む。それを実践できた小説でもあります。

評価:(5つ満点)

もっと英語漬け

mottoeigoduke.png買っちゃいました。
『英語漬け』 面白いよ~と言われて買おうか迷っていましたが、買うぞ!と決意した途端、偶然にも第2弾の発売を知りました。ラッキーやっぱり新しい方がいいよねっ。ということで買いました。

早速やってみようと思いきや、たちまち王子達に取られてしまいママは後回し。やっとママの番ね、なになに英語を聞き取れ?で文字を書け?でも…。 

1) 音量が小さい
聞こえないわ!は?何?ハッキリ発音しなさい!
2) 文字を認識しない
さっきから って書いてるじゃん!って書いてるじゃん!なんで認識しな~い!自分の手書き文字をソフトに覚えさせる機能もあり、こうなったらと全てのアルファベットについて私の書き方を登録してやる!と登録したのですが、それでも r c をいつも認識しない!時間が迫ってくるテストタイプだと怒り心頭! 
3) 言い回し
こんな言い方は私はしない!とゲームに怒っても…と思うがやはり怒ってしまう。うぎゃー
4)  トドメ
発音練習はせいぜい Thank you. 程度なのになぜ  取れないのだ!しかも、第2王子が 『せんきう~』 とやると  が出るのはなぜだ!!またしても怒り心頭(笑)。更には第2王子が分からなくて 『うぎゃうぎゃうぎゃうぎゃ!』 とやったものについても  が出るのは、なぜだーーー

ということでこのゲームは当てにはなりませんので、ご購入の際はご注意ください(笑)。なんて言ってても実はいつかは発音練習で  取りたいと思っておりマス。

B型に100の質問(その4)

blue.gif051. どんなに好きな恋人でも「今日は会いたくない」…そんな時が
よくあるほうですか?

あまりないかな。
052. どちらかと言うと肉好きですか?
肉肉。焼肉しゃぶしゃぶ。
053. 身の回りに「こだわりの品」がありますか?
というか、私の身の回り品は 『こだわりの品』 ばかりです。気に入ったものしか買わないし使わない。何しろここ数年ボールペンはソニプラで売っているPAPER MATEの100円ボールペン。あれでないと字がうまく書けない。今ストックは20本以上ある。
054. 団体行動は苦手ですか?
苦手。特に旅行などはブラリとあちこち覗きたいので、時間で行動するのは非常に苦手。
055. 熱しやすく冷めにくいですか?
熱しやすく、冷めやすい。
056. どちらかと言うとせっかちですか?
はい。
057. ヒトの顔と名前を覚えるのは得意ですか?
昔は得意だったのだが、最近はそうでもなくなってきた…老化!?

リサとガスパールにほんへいく

lisanihon.jpg初めて日本にやってきたリサとガスパール。街は日本語だらけでちんぷんかんぷん。 ホテルのトイレにはボタンがいっぱいついててさわったら噴水が出てきちゃった!お弁当は不思議なニオイがいっぱい…美味しかったけどおはしを使うのがすごく難しかった。お寺で大きなスリッパをひっかけて転んでしまったガスパールが!リサとガスパール初来日の絵本。作者の2人が来日したときの様子が元になった作品。
(アン・グッドマン/文)1970年フランス生まれ。絵本作家。著書に 『リサとガスパール』 シリーズがある。
(ゲオルグ・ハレンスレーベン/絵)1958年ドイツ生まれ。画家。現在、妻であるアン・グットマンとパリ在住。『おつきさまはきっと』 でアメリカの児童書の書評誌 『ホーンブック』 の98年最優秀絵本賞受賞。

lisajapon.jpgリサとガスパール、ジパング上陸!可愛いキャラクターでおなじみのリサとガスパールシリーズの日本語版最新刊は、ついに待っていた 『リサとガスパール にほんへいく』 です。フランス語版を発見した際 『欲しい!』 と思ったものの、いくら子ども向けの絵本だからって全然フランス語分からないのよ…英語なら良かったのに…と英語版を探していたところへ日本語版発売のニュースが!ああ良かった。

ということで購入しました。リサとガスパールシリーズ、ただこの2人が可愛いだけじゃないんですよ、結構シュールなおかしさがあって、フランス人って子どもの時からこんなことを考えてこんな風に行動しているのか?と改めて国民性などを感じたりすることもできます(?)。

うちにあるのは 『リサのいもうと』 だけですが、図書館で片っ端から借りた中では 『リサのこわいゆめ』 が私も第2王子も結構お気に入りですね、そのうち買うと思います。リサとガスパールはいい子な時もたまにありますが、大抵がイタズラばかり考えていて、大失敗をやらかして 『ひゃーやっちゃったどうしよう…』 的な展開が多いです。この 『にほんへいく』 でももちろん…。

でも憎めない2人のキャラ。羨ましいですね。余裕があったら 『ニューヨークへいく』 『ヴェニスへいく』 などあちこちへ行くシリーズを集めたいです。

評価:(5つ満点)

13歳のハローワーク*村上龍

13saino.jpgこれから大人になる13歳の皆さんへ、作家 村上龍が送る職業ガイド。自分の好きなことをまず見極め、それを職業として考えてみることから 『働くことを考えること』 は始まる。動物、スポーツ、映画、音楽、料理など様々な 『好奇心』 を入口に514種の職業を紹介。巻末に雇用の現状、これから伸びゆく分野についての考察も含めた、新しいスタイルの仕事百科。所々に挿入される村上氏のエッセイがかなり読み応えがあり、大人が読んでも興味深い。
(村上龍)1952年長崎県生まれ。武蔵野美術大学中退。76年 『限りなく透明に近いブルー』 で群像新人賞、芥川賞受賞。著書に 『トパーズ』 『5分後の世界』 『69』 など。
 

実用書として中学生以上を対象に書かれている、という点でまず評価プラス1の本書。じっくり手にとってみると諸所に挿入される様々な 『仕事』 に関する村上氏のエッセイがとてもいいです、氏の職業に対する理念が非常によく伝わって来て大人にも一読の価値があります。

この企画は作家である村上龍に監修を依頼しエッセイを盛り込んだという点でいわゆる 『企画勝ち』 の本と捉えることもできますが、村上氏自身に 『仕事をすることに対する信念』 と、大人になる子ども達へ 『働くこと』 すなわち 『生きること』 とはどういうことかを伝えたい、という 『強い意志』 がなくてはこの本は完成しなかったと思います。

評価:(5つ満点)

雷の季節の終わりに*恒川光太郎

kaminarino.jpg地図に載っていない、誰も知らない地 穏。両親のいない賢也はそこで育った。穏には春夏秋冬の四季の他に、冬と春の間に 『雷季』 と呼ばれる季節がある。神の季節である雷季には、何が起こっても不思議ではないのだ。古い因習を守る、結束の固い穏の中で暮らしながら賢也は幼い頃雷の季節にいなくなった姉を密かに探し続けていた。夜中に外出を繰り返していくうちに闇番と知り合い、彼から穏の風習を教わるうちに、穏の外の世界への好奇心は押さえきれなくなる。やがて賢也に悲劇が訪れ、穏を追われる身となった彼が目指した地は…。書き下ろし。
(恒川光太郎)1973年東京都生まれ。沖縄県在住。 『夜市』 で第12回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。


またしても恒川光太郎の秀作。素晴らしい作品。プロローグの出だしがいい。
『私の知る限り、穏は一般の書物にはその名を記されていないし、地図にも載っていない。』
異世界である穏。果たしてどんな地なのか?読者の想像を膨らませ、やがて雷季と呼ばれる季節の秘密を知ることとなる。

狭い共同体で子どもがその庇護を受けずに生き抜くことは難しい。賢也はそのことを本能で知りながらも、いなくなったたった1人の肉親である姉を捜し求め、やがて穏の秘密にも触れていこうとする。単なる好奇心からか、それとも賢也自身の持つ特別な 『能力』 のためか。

評価:(5つ満点)
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急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
只今読破中
木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
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