031. 無人島に1冊だけ本を持っていけるとしたら、何を選びますか。
新明解国語辞典(第六版) 。これは本じゃない、と言われたらサン・テグジュペリ 『星の王子様』 かな。うちにあっても読まないし。一言一句の意味を考えに考えて咀嚼し、更に自分でも児童文学を書いてみる。
032. 今、最も欲しい本のタイトルをどうぞ。
福音館書店 こどものとも50周年企画 『こんにちは おてがみです』
※福音館の絵本のキャラクター達から届いたお手紙を集めた絵本。読む絵本というより記念品として保存したいもの。価格が1680円と微妙なのでなかなか踏み切れず。
033. 生涯の1冊、そんな存在の本はありますか?その本のタイトルは。
まだかな。もっと色々な本を読み、持っている本を読み返してそしてこの本だと気付くことができるのだと思う。
034. 何度も読み返してしまうような本はありますか?その本のタイトルは。
桐野夏生 『玉蘭』
小説は1回しか読まないことが多い私が既に数回読んだ。こう書いているとまた読みたくなってきた。主人公の気持ちが非常に自分の心の在り様と重なってしまう部分が多いためかな。
035. おきにいりの作家ベスト5と、理由をお願いします。
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桐野夏生
新作は常にチェック。綿密な取材と見事な構成、人間の持つ表も裏も描き切れる、素晴しい作家と思う。
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宮部みゆき
『火車』 を初めて読んだ時の感動は忘れない。でも彼女の書くファンタジーがやや私好みではないことがちょっとだけ不満。
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大沢在昌
いつも同じパターンと言えばそうなのだけど、何だかこのリズム感のよい大沢節が好き。奇想天外な発想も好き。
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林真理子
正しい純文学を書き続ける作家として尊敬。エッセイが抜群に上手いことからも文章力の確かさをいつも感じる。読み手を意識してそれでいて自分のスタイルが崩れない。

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瀬尾まいこ
若手ではピカイチ。柔らかい表現の中に強さを感じる。
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