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DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

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夏休み:第1王子編

ocean.gif宿題溜めまくり
今年の夏休みの宿題は冗談抜きでヤバイ…本当にやっていない。年々その傾向が高くなるように思われます。本人に聞いても 『だいじょぶだいじょぶ、間に合う間に合う』 って本当なのか?

昼間は友達とサッカーをしたり学校のプールへ行ったり、それはそれで夏休み満喫の正しい在り様でいいのですが、夜寝る前になり突然貯金箱だの工作を始めるのはやめてくれっ。お前は特殊工作員か?しかも翌朝は寝室内に紙粘土の残骸がボロボロ…。怒りの掃除機!でございます。

どうも私の遺伝か、図画工作系が苦手(と決めつけは良くないですが)な第1王子。今年からは図工関係1作品、国語関係1作品がノルマになってしまい、工作も必ずやらなくてはならない。何とか紙パックと紙粘土で貯金箱作りを適当に完成。全員提出の絵も、乳搾りの写真を見て描く。いいのかそれで…しかし一応完成。

そして最後の山場、読書感想文。今年は高学年なので 『1600字まで』 という規定だと言うと 『まで、なら1枚(400字)でもいい?』 と言う。400字の読書感想文があるか!と最低でも3枚いや2枚は書け、と何とか下書きを書かせて、誤字脱字を直して2枚半になりました。もうこれでいいや。

というかこの年齢で既に仕事(やらなくてはならないこと)を 『もうこれでいいや』 状態にしてしまって果たしていいのか?

ということで最後の読書感想文は前日の夜に終わりました。まさにサザエさんのカツオくん状態。子どもの自主性と親の援助協力について、今年もしみじみと考えさせられましたっ。というか終わって良かったというのが親子共々本音。

ちなみに毎年こうした図工作品で入賞するお子さんは決まっております。本当に上手だし本人も得意なのでしょう、羨ましいわぁ。やっぱりイヤイヤやる姿よりも楽しみながらやる姿を見たいものです。

これで冬休みまではしばらく休めるわ(笑)。
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夏休み:第2王子編

seaside.gif夏休みは浜辺で砂遊び
基本的に保育園には休みがありません。お盆に関係なくお仕事の方もいらっしゃるからです。でも保育園ではお盆に休む子ども達が多いため、お盆は学年合同保育になり縮小規模になるので 『できれば休んで欲しい』 という園側の婉曲かつ脅迫的(ウソ)な要望にお応えできる我が家では、大体お盆の一週間はお休みしています。

今年は特に私のスクーリングもあったので、朝細々した準備(主食のゴハン、お手ふき、連絡帳記入)を義母にお願いするのも申し訳なく、義母も休みのほうが面倒がないと言っていたのでしっかりお休みしました。その間病気もなく無事に過ごせて良かったです。

■ くじ運

子どもは邪心がないからくじ運がいい、とは聞いたことがありますが、うちの王子達はくじやビンゴなどには異常なまでの執着心を見せております(笑)。しかし結構くじ運はいいみたいです。

先日は銀行の納涼会があり、またもビンゴや景品当てで結構頂いて来ました…何だか悪い位です(汗)。ビールに水羊羹にお茶碗セットにハム(これは食べないけど…)、そして第1王子が小躍りして喜んだのが【アンパンマンかき氷器】。毎年買ってくれ~買ってくれ~と言っては私に無視され続けていたので喜びもひとしおらしく、早速家へ帰るなり氷をかいてました。

R25

r25_01.jpgR25とは?
『18禁』 ならぬ 『25禁』 の意。25才以上の男性ビジネスマン向けの情報誌を目指して創刊されました。政治もビジネスもスポーツも映画も、『オトコ視点』 で編集しています。また、レビューと呼んでいるコラムの数が25あるので、『レビュー25』 という意味もあります。(R25目次解説より)
リクルート発行のフリーペーパー(無料情報誌)。無料でありながら連載コラムの内容度の高さには驚き。友人がフリーペーパー好きの私のために送ってくれた中にあり、イチオシだと言われそれ以来上京時には必ずもらうことにしております。2006年8/18号は通算105号。


r25_03.jpgフリーペーパーがどこまで通常の販売誌に迫れるか?という見本のようなR25。しかし対象は上記の通り 『男性ビジネスマン』 らしいが、私が見てもかなり楽しめます。もちろんイチオシと勧めてくれたのも女性の友人。当然広告収入に頼っていながらもそこはリクルート、広告ばかりが目立つ他のフリーペーパーとは一線を画しており、見た目はかなりスタイリッシュです。まぁ表紙の 『オトコを刺激する情報マガジン』 って一言は気になるけど…まぁいいか。

r25_02.jpg大学への通り道の駅で見つけましたR25。まだまだ山積みじゃん、それに最近は色々なタイプのラックがあるのね。リクルートのHPから画像を借りましたが、こんな感じで主要な首都圏の駅に設置されてます。

何と言っても内容の充実度に驚き。その着眼点、そしてコラムの内容もレベルが高いです。

重力ピエロ*伊坂幸太郎

img20060820.jpg泉水と春は2歳違いの兄弟。『英語にするとどちらもスプリング』 2人は最強の兄弟だと自負するほど仲がいい。病床にある父も 『俺達は最強の家族だ』 と言う。仙台市内で連続放火事件が起こり、その現場近辺には放火前に必ず謎のグラフィティアートが先に描かれていた。それらに必ず法則性があると主張する春に促され、泉水はいやいやながらも放火犯を捕まえようと協力するが…。家族、親子、兄弟の絆について描いた家族小説。
(伊坂幸太郎)1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年 『オーデュボンの祈り』 で第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。『アヒルと鴨のコインロッカー』 で吉川英治文学新人賞、『死神の精度』 で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。著書に 『ラッシュライフ』 『チルドレン』 『魔王』 など。


『春が二階から落ちてきた。』 の一行で始まり、同文で終わるこの小説。

ややスタイリッシュ感を意識しすぎな感も持てなくはないが、それよりも気になるのは各章が短すぎること。適度に普通に長い章立ての小説に慣れている身にとっては、またしても章の題名を示す一行が入るだけで、思考を中断されているかのような感を覚え、ややイライラします。

伊坂幸太郎は初めて読んだので、それがいつもの彼の手法なのかこの小説に限りなのか分からないけど、章の題名も半分ほどは 『?』 という物があって、なかなか読みにくかった…。

しかし人物設定についてはなかなか良く出来ていますね。泉水と春の兄弟、美人で破天荒だった母(早世)、病床にありながら最後まで病魔と闘う気力を忘れない父。泉水が遺伝子を扱う企業に勤めていることも大きくこの物語の核となっています、というかそうでなければ成り立たない話。
つまりは家族という関係には遺伝子が必要不可欠なものなのか?つまり、血の繋がりとは何か?というのが一番のテーマです。

あとは遺伝子情報についての豆知識がたくさん得られます。それも謎解きが好きな人には面白いかも。ただちょっとその辺の仕掛けは甘いかな。でも最大のテーマは上に挙げた 『家族』 であることを考えれば、まぁいいでしょう。

弟 春のストイックな生き方、非暴力非服従の精神を貫いたガンジーに傾倒する様は、ややくどいかな。でもくどいからこそ春は自分のアイデンティティーにここまでこだわったとも言えるし、それは必要な記述なのかもしれないですね。と読後思いました。

ただ 『重力ピエロ』 という題はちょっと弱いかな。もうちょっと違う題が適当な気がします。

評価:(ちょっと辛口)

スクーリング最終日

mestar.gif最終日、遅刻。
最終日の朝。起きた途端遅刻。しかも荷造りしてないっ!荷物作らないと今日中に帰れないし、とにかく荷造りして何とか支度して、休みのため旅に出ている?兄に会うこともなく実家を後にしました。

荷物はコンビニから送り、大学へ。
最終日6日目。かなり身体にも疲労が出ており、ちょっと走っただけでクラクラする…イカン。ここで倒れては大学に行けないぞ。と歩きつつ急ぎつつ、ギリギリセーフで教室へ。
みんなも 『大丈夫?』 『走ったらクラクラ来て…』 『貧血?』

お昼にようやく、初日に会ったHSくんとランチをすることができました。って学食だけど…。私が今週ずっといた26号棟(ちなみに最新館)からHSくんのいた体育館はすぐです。迎えに行くと玄関まで出ていてくれて 『ちょっとちょっと』 と教官室へ入れてくれました。警備のオジサンに挨拶したりして。教官室ってこんな感じなのかぁ…。

HSくんと教官室を出ると、体育館の玄関には学生さん達が。HSくんに 『先生〜ありがとうございました〜』 とカワイイ女の子達が言っている。ここで私の作戦実行!

シュナの旅*宮崎駿

img20060903.jpg谷あいの貧しい小国の後継者シュナは、貧しい作物しか得ることの出来ない村とそこに暮らす人々の生活を嘆いていた。ある日村に旅人が行き倒れて来る。彼は実りの種を探して旅を続けていた。シュナの村で息絶えた彼の後を追うように、シュナは村を出てはるか西方にあるという豊穣の地を目指す。その地には人々の飢えを除く黄金の穀物が美しく輝いているというのだ。厳しい旅を続けるうち、シュナは現実の世界の在り様を徐々に知ることとなる。
チベット民話を元に宮崎駿が83年にオールカラーで描いた文庫版。徳間書店アニメージュ文庫。
(宮崎駿)1941年東京都生まれ、学習院大学政治経済学部卒。。アニメーション作家、映画監督、演出家、漫画家。作品に 『風の谷のナウシカ』 『天空の城ラピュタ』 『となりのトトロ』 『魔女の宅急便』 『紅の豚』 『もののけ姫』 『千と千尋の神隠し』 『ハウルの動く城』 など。


ゲド戦記のエンドロールを見ていて、『原作』 に併記されている本書の名前を見つけてビックリです。多くのジブリファンの方々のゲド戦記レビューにも記載がありました。
スタジオジブリの創設者である宮崎駿氏が大きな影響を受けたという原作のチベット民話。原題は 『犬になった王子』 という昔話だそう。そこからヒントを得て宮崎氏が描いたのが本作。

内容は 『風の谷のナウシカ』 に非常に通じる部分が多いと私は思っていましたが、本作の多くの人のレビューを見ると、 『天空の城ラピュタ』 のロボットにも似ているし 『もののけ姫』 の世界観に通じる部分もあったりします。一概には言えないのですがやはり宮崎氏のアニメーションの原点と言える存在なのでしょう。

私は本作で出てくる小麦を作り出す謎の生物?がナウシカに出てくるシュワの墓所だなと思いましたが、厳密に言うとシュワの墓所の位置付けはこれとは違います。この小麦製造生物?は一体誰が何の目的で作ったのだろう…というか誰かが作ったものなのか、それとも自分で生まれて来たものなのか?考え出すとナウシカ(原作)と同じでとまらなくなりそうな、深ーい内容です。

本作に出てくる少女テアとゲド戦記のテルーはそっくり。人狩り達が使っている牛車や奴隷として売買される人々の様子も確かにそっくりです、なるほど。ゲド戦記の監督である宮崎吾郎氏は、父である駿氏への敬意を込めて本作を原作として採用したのかと思いますが、それがお父様のお気に召されたかは?

ジブリファンは一読の価値ありの本です、いつでも貸出可ですのでお気軽にメールでお問い合わせを。

評価:(オールカラーで420円は大変お得)

ゲド戦記

gedo.png混沌とした社会を生きる
ジブリファンを自称する私は、前評判に惑わされず一応観ることにしていた本作。第1王子は観ないと散々言っていたので東京で1人で観ましたが、やはり1人で観て良かったです。というのも第1王子にはつまらない内容だと思うので。

スタジオジブリはもはや、大人向けの映画しか作らなく(作れなく)なってしまったのでしょうか?監督は宮崎駿氏の息子である宮崎吾郎氏、映画としての完成度はいいと思いますが、噂では宮崎駿氏は試写の途中で席を立ったとか。それはホントか…しかもそのシーンを知りたかったり。

アニメーションの技法や美しい映像はやはりスタジオジブリ、国内外での高い評価に今回も値します。では何が不満か。

まずはストーリー。話として 『混沌とした社会の中で人はいかに正道を生きるべきか』 ということを言いたいのは分かるが、どうも中途半端。まず賢人ゲドの位置付けがハッキリしない。大賢人だそうだが、大賢人って何?魔法使いだそうだが魔法使いって何?その辺から分からない。

また自分自身の悪の部分(影)に怯えるあまり、実父を殺害してしまう王子アレン、これまたよく分からない。悪の部分と対峙するならともかく、飲み込まれそうになり、ついに終わりだーという寸前で助けてもらう役。何なんだ?

そしてテルー。彼女は…まぁ有体に言って人ではないのですが、それはどういう意味?ううううん…。

原作を読んでない私が言うのもなんですが、ゲドが自身の才能(魔法使い)に目覚め、成長していく様を描くのならばまだ分かりやすいのですが、ゲドは既に大賢人という悟りを開いている状態。では主人公はアレンか?というとこれまた上記の通り中途半端。
なので何だか消化不良といったところです。

この映画でいいと思った点は、混沌とした街の様子を描いた場面と、悪い魔女クモの声を演じた田中裕子、あと竜の飛翔感ですかね。ジブリは飛翔感だけ、と言われないようにもうそろそろ内容で頑張って頂きたいのですが…。

とにかく子ども向けではないことは確か。いいのかそれで。

評価:(厳しいけど特記する点がない)

友人とイタリアン

img20060821.jpgイタリア トレビの泉(あくまでもイメージ)
今日から学内PC教室にてPC演習が始まりました。各自IDをもらいログインしてMS大学のネットワークに入ります。久々にPCに触れてちょっと嬉しくなりました。

授業後も他の自習生の方々と教室に残り、実はブログをちょっとだけ更新したりしてさて帰ろう、とすると同じ講義の受講生の2人の方に声をかけられました。

データの保存先が分からない、から 『ー』 はどこのキーを押すの?という質問まで。ほぼ初めてPCに触れる方には今回の演習は厳しいです、いきなり国会図書館のOPAC(オーパック、図書検索DB)検索にNACSIS-WEBCATなどの論文集DB検索などの演習問題をじゃんじゃんこなさなくてはならない今回の演習、DB検索はかなり難しいと言うのにそれを初心者の方にいきなりやれなんて!つい一緒に確認していたら、大学を出るのが遅くなってしまいました!

と上記タダの言い訳です。

今日はKeikoに会いました。散々待たせてゴメン…途中電車は故障で止まるわ私の見通しが甘すぎだというのに、本当にお詫びの言葉もありません。
Keikoは高校の部活仲間なのでみんなで会うことも多いのですが、2人だけで会うのは久しぶり。今日はイタリアンレストランに行きました。(だから写真はイメージ)。

いつもスタイリッシュかつエネルギッシュなKeiko。今日のファッションも素敵でした。3歳のお子さんのママとは思えない…でも母親として、働く母親として抱える悩みは同じですね。子どもの病気や成長など。忙しい上にお子さんの調子もあまり良くない中、いつもムリして予定を合わせてもらってゴメンね。

Keikoのガンバリを見ていると、私なんてまだまだだなぁといつも思います。でもそれは諦めじゃなくて、もっともっと頑張れる、頑張ろうという気にさせてくれるのです。Keikoは自分の仕事の大変さや勉強の大変さについて、大変なのに実に楽しそうに話しています。実際大変なんだろうけどそれすらも楽しんじゃおうという感じ。

同じ人生なら楽しまなくちゃ。そしてやりたいことは全部やり遂げなくちゃ。Keikoを見ているといつも思います。そのうちイタリアにでも一緒に行こうー!
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今週の私
急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
只今読破中
木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
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車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
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