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読書と映画と観劇と

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蜜ろう教室

miturou01.jpg蜜ろうでロウソク作り
そば打ち体験で散々盛り上がった?蜜ろう教室、行って参りました。蜜ろうでろうそくを作る教室です。

蜜ろうとは何か?ミツバチの巣を作っている蝋のことで、ろうそくの原料として昔から重宝されていたそうです。元々養蜂はハチミツを採るよりも蜜蝋を採るために始められたとか!今回も講師は養蜂家の方が来てくださりました。

写真のように蜜ろうでできたロウソクは黄色です。かなりの煙を出しながら燃えています。蜜蝋を鍋で温め、液体になったものを先生が持って来てくださったシリコン製の型に注ぎ込んでいきます。このロウソク用シリコン型、ドイツ製で1つ5000円位するとか!そりゃあ個人じゃなかなかできないワケだ…来て良かったわ。

型はネズミにウサギ、フクロウなどの動物が多かったですね。クラシックな雰囲気がまた盛り上がります。

ロウソクの他にクリスマスの飾りもたくさん作りました、写真は飾りにリボンを付けて冷まして固めている途中のところ。4つめの写真のリボンを切る手は一緒に参加したさつきさんの手です。

最後にお好みでアクリル絵の具で色付け。小学生に混じって第2王子も一生懸命色付け中です。

雪の中を山の楽校まで行くのはなかなか勇気がいりましたが、やっぱり手作りは楽しいです!お誘いいただきありがとうございました

ちなみに山の楽校は廃校になった小中学校を使っていますのでこんな雰囲気です。二宮金次郎さんも在校中♪次は何の教室に行けるかな?
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21世紀少年*浦沢直樹

21stcen.jpg『ともだち』 は凶弾に倒れたが新たな 『ともだち』 が現れた。『新・よげんの書』 では反陽子爆弾が使われるという。ケンヂ一派とカンナらは人類を滅亡から救うべく奔走するが…。『ともだち』 は誰なのか、その目的は?『20世紀少年』 最終巻から続きなぜか改題して 『21世紀少年』 となった物語の結末は。
(浦沢直樹)1960年東京都生まれ。明星大学卒業。『20世紀少年』 で第25回講談社漫画賞、第6回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第48回小学館漫画賞受賞。代表作はやっぱり誰が言っても 『MASTERキートン』。

正直読了後 『???』 でした…途中からもう訳分からない。最後の最後もやっぱり訳分からない…。インターネットを見まくり、ようやく個人の方のブログで納得しました。それによれば、ある重要人物とある重要人物の関係が!!ああ~そういうことだったのか!?

こういう複雑な謎解きが好きな方には最適な物語です。更に最終巻は第一巻につながっているそうで、これはパイナップルArmyも同じ。しかし21世紀少年上・下を加えて20世紀少年は全24巻、私には話が長すぎる上に複雑すぎてちょっと理解できませんでした…浦沢先生すみません。

かなり恐い内容だったので続きも気になるし、完結したのでちょっとホッとしました。また10年位経って大人になったら(少し賢くなったら、笑)読み返してみたいです。

評価:(5つ満点)

クリスマス演奏会

pianocon.png祝!初連弾
私の長い?人生でついに初めてのピアノ発表会を迎えました…第2王子と連弾です。

第1王子、第2王子が習っている先生のお教室でのピアノ発表会。最初はこじんまりと、ピアノのあるレストランでみんなでクリスマス会でもできたらいいですね、なんて言ってたのに、結局発表会はいつも音楽研究部で使っている某新聞社のホールを貸切で使うことに!費用もそれなりですが、何と言ってもすごいのはここのピアノ、スタインウェーなんです。

スタインウェーって…ハッキリ言って私は何も知らないのですが、一条ゆかり 『プライド』 (マンガ)でも世界的ピアニスト、ベティが弾いていたピアノもスタインウェーでした…噂ではこのピアノ、●千万円もするとかしないとか!そんなピアノが存在するとは?しかもこの私に弾かれてしまい、いいのか?
との私のどうでもいい思惑をよそに、発表会となりました。

小説こちら葛飾区亀有公園前派出所

kotikame.jpg国民的な漫画となって久しい 【こち亀】と日本推理作家協会を代表する7人の作家がコラボレート。あの小説のあの主人公達が、こち亀の両さんと遭遇したら?『週刊プレイボーイ』 連載を加筆修正し単行本化。
(収録作品)幼な馴染み(大沢在昌)/池袋←→亀有エクスプレス(石田衣良)/キング・タイガー(今野敏)/一杯の賭け蕎麦(柴田よしき)/ぬらりひょんの褌(京極夏彦)/決闘、二対三!の巻(逢坂剛)/日指せ乱歩賞!(東野圭吾)

以前ルパン三世のコラボ小説を読み、かなり当たった!と思ったので、この本も出版されてすぐに図書館に予約しておきました。かなり待たされて3ヶ月位経った頃手許にやってきましたが…こち亀編はちょっとイマイチだったかな?両さんのキャラが濃すぎて他がかすむ感じ?(笑)

大沢在昌の 『幼な馴染み』 では新宿鮫の鮫島が両さんに遭遇、強烈過ぎる…。しかし鮫島に負けない強烈なキャラがやっぱり両さん。今野敏 『キング・タイガー』 、京極夏彦 『ぬらりひょんの褌(ふんどし)』 も良かったです、それぞれ両さんのプラモデルオタクや異常なまでに有り余る体力、という特長を捉えて設定されています。その中で京極さんは京極さんらしい展開、大沢先生は大沢先生らしい展開で楽しめました。

こち亀というマンガが、多くの作家とその読者に愛されていることの証明としてこうしたコラボレーション小説が企画されることは嬉しいことです。次は何が読めるかな?

評価:(5つ満点)

yomyom5

yomyom5gou.jpgyomyom車載中
yomyom5号出ております。やはり積読中ですが今度は車に乗っております。というのも最近の私は完全なる活字中毒となってしまい、ちょっとでも時間に余裕があれば何か読まなくてはモッタイナイ、という気持ちが抑えられないのです。

というわけで車に乗りっぱなしなのでなかなか進みませんが、今号はなんといっても
梨木香歩 『家守綺譚(ヤマユリ)』 
家守綺譚の続きが載ってます!大変残念ながら一篇だけ、ああもっと読みたいよう。
阿川佐和子 『波』
今回の阿川さんはいよいよ波ちゃん。次は碧(あお)ちゃんか、いよいよ?能天気に見える波ちゃんにも色々悩むところがあるというのが分かって、なかなか良かったです。

いつか陽のあたる場所で*乃南アサ

itukahino.jpgご近所の噂話にビクリとし警官の姿を見てはドキリとする。訳あって下町、谷中で新生活を始めた芭子と綾香。一回りも違う2人の関係は、そして2人が陽のあたる場所を堂々と歩く日は来るのだろうか。
(乃南アサ)のなみあさ。1960年東京都生まれ。早稲田大学中退。広告代理店勤務等を経て作家活動に入る。『幸福な朝食』 で日本推理サスペンス大賞優秀作、『凍える牙』 で直木賞を受賞。主な著書に 『団欒』 『あなた』 など。
(収録作品)おなじ釜の飯/ここで会ったが/唇さむし/すてる神あれば

yomyom掲載の 『すてる神』 改題 『すてる神あれば』 が収録された、芭子と綾香の連作短編集。芭子と綾香は 【同じ釜の飯】 を食べ、同じ雑居房で暮らした仲。出所後も肩を寄せ合い近所で暮らす2人だが、周囲に過去を決して気取られぬよう細心の注意を払っている芭子に対し、能天気な綾香。2人はいいコンビです。

芭子も綾香も人との関わりが苦手。芭子は必要以上に警戒してしまうが逆に綾香は必要以上に警戒心がなさすぎる(笑)。一目ぼれもしょっちゅうだし考えられないような詐欺に引っかかってしまったり。でもそんな2人が不器用さを補い合いながら共に支えあっている、ささやかな幸せな日々がいいですね。

芭子の近所の大石老人がいい味出してます。続巻に期待。

評価:(5つ満点)

大徳川展

daitokugawa.jpg徳川将軍家、尾張・紀伊・水戸の徳川御三家を始め、久能山・日光・尾張・紀州・水戸などの東照宮に伝えられてきた門外不出の品々及び美術、歴史資料として貴重な宝物300余点が史上初、一堂に結集。この 『大』 にめぐりあうことは二度とないでしょう。【将軍の威光】 【格式の美】 【姫君のみやび】 という三つのテーマ構成で徳川家ゆかりの作品や、太平の世に開花した近世美術、工芸の粋をご覧いただきます。(大徳川展HPより抜粋)

この 『大』 にめぐりあうことは二度とない。
の宣伝文句がさすが、これに乗せられ(笑)久々に東博へ行ってきました。平成館は初めてです、天井も高く立派な展示館でした。

博物館へは学生時代の友人達とが一番。なんたって一応?史学科出身、共に歴史オタク博物館オタクの友人達と楽しんできました。

さて先の宣伝文句も大げさに感じないほど、なかなかな品揃えでした。活版印刷の活字や道具類、和宮の嫁入り道具、将軍直筆と言われる手習いなどなど。それにしても達筆な将軍ばかりでなく特に家光の筆がやたらに稚拙でみんなで笑ってしまいました…ゴメン家光公。でも見学者は皆言ってたよ…。

それにしてもこんなに博物館や美術館で混んでいたのも久しぶり。何と言っても入場制限、入る前に80分待ち!そりゃここまで来たら並びますとも、久々に列に並びました。実際には60分ほどしか並ばなかったけど。
そして中も混みこみ、大盛況!こんなにも博物館と展示が好きな人が東京にはいっぱいいるのね…と別の観点で感心してしまいました。

久々で疲れたけど楽しかったです。また行こうね。

評価:(5つ満点)

おひとりさまの老後*上野千鶴子

hitorirougo.jpg結婚していようがいまいが誰でも最後はひとり。『ひとりで暮らす』 『ひとりで逝く』 ため、シングルが老後を元気に楽しむためのノウハウ本。住まいやお金への対策から介護の受け方、最期の時を迎える準備などを社会学の第一人者である著者が一刀両断。
(上野千鶴子)1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。平安女学院短期大学助教授等を経て東京大学大学院教授。専門は女性学、ジェンダー研究。主な著書に 『老いる準備』 『スカートの下の劇場』 など。 

フェミニズムの第一人者として名高い東大大学院教授である上野千鶴子氏。その氏が書き下ろしで書く、全ての女性(と男性)に向けた、老後の過ごし方のハウツー本。とくれば読むしかないでしょう。

上野千鶴子氏と言えば私には、遥洋子 『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』 でぐぐっと身近になった存在ですが、遥氏の著書では上野センセイ、ものすごーく怖いオバちゃん(すみません)という印象です。しかし男女の区別なく骨太な人が少なくなった今、上野先生のような方はとても貴重な上に尊敬に値する人物だと思います。

さてそんな上野氏が解く 【いかに老後を楽しむべきか】 。まずのっけから本の題名が 【おひとりさまの…】 というところでかなりのインパクトです。しかもシングルであろうがなかろうが、人はいずれおひとりさまになる、という動かしがたいが直視したくない事実を、読者は最初から目の前に突きつけられるのですからかなりキツイ内容かと思いきや、そこはさすが上野氏。読者を想定して難しく直視したくない内容を、分かりやすく丁寧に解説してくれています。さーすーが、社会学の第一人者!文章力だけで脱帽です。

もちろん内容も盛りだくさん、これは読んで損のない一冊です。インパクトありありの語録集となっています。

評価:(5つ満点)

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急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
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木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
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