祝!初連弾
私の長い?人生でついに初めてのピアノ発表会を迎えました…第2王子と連弾です。
第1王子、第2王子が習っている先生のお教室でのピアノ発表会。最初はこじんまりと、ピアノのあるレストランでみんなでクリスマス会でもできたらいいですね、なんて言ってたのに、結局発表会はいつも音楽研究部で使っている某新聞社のホールを貸切で使うことに!費用もそれなりですが、何と言ってもすごいのはここのピアノ、スタインウェーなんです。
スタインウェーって…ハッキリ言って私は何も知らないのですが、一条ゆかり 『プライド』 (マンガ)でも世界的ピアニスト、ベティが弾いていたピアノもスタインウェーでした…噂ではこのピアノ、●千万円もするとかしないとか!そんなピアノが存在するとは?しかもこの私に弾かれてしまい、いいのか?
との私のどうでもいい思惑をよそに、発表会となりました。
yomyom車載中
yomyom5号出ております。やはり積読中ですが今度は車に乗っております。というのも最近の私は完全なる活字中毒となってしまい、ちょっとでも時間に余裕があれば何か読まなくてはモッタイナイ、という気持ちが抑えられないのです。
というわけで車に乗りっぱなしなのでなかなか進みませんが、今号はなんといっても
梨木香歩 『家守綺譚(ヤマユリ)』
家守綺譚の続きが載ってます!大変残念ながら一篇だけ、ああもっと読みたいよう。
阿川佐和子 『波』
今回の阿川さんはいよいよ波ちゃん。次は碧(あお)ちゃんか、いよいよ?能天気に見える波ちゃんにも色々悩むところがあるというのが分かって、なかなか良かったです。
徳川将軍家、尾張・紀伊・水戸の徳川御三家を始め、久能山・日光・尾張・紀州・水戸などの東照宮に伝えられてきた門外不出の品々及び美術、歴史資料として貴重な宝物300余点が史上初、一堂に結集。この 『大』 にめぐりあうことは二度とないでしょう。【将軍の威光】 【格式の美】 【姫君のみやび】 という三つのテーマ構成で徳川家ゆかりの作品や、太平の世に開花した近世美術、工芸の粋をご覧いただきます。(大徳川展HPより抜粋)
この 『大』 にめぐりあうことは二度とない。
の宣伝文句がさすが、これに乗せられ(笑)久々に東博へ行ってきました。平成館は初めてです、天井も高く立派な展示館でした。
博物館へは学生時代の友人達とが一番。なんたって一応?史学科出身、共に歴史オタク博物館オタクの友人達と楽しんできました。
さて先の宣伝文句も大げさに感じないほど、なかなかな品揃えでした。活版印刷の活字や道具類、和宮の嫁入り道具、将軍直筆と言われる手習いなどなど。それにしても達筆な将軍ばかりでなく特に家光の筆がやたらに稚拙でみんなで笑ってしまいました…ゴメン家光公。でも見学者は皆言ってたよ…。
それにしてもこんなに博物館や美術館で混んでいたのも久しぶり。何と言っても入場制限、入る前に80分待ち!そりゃここまで来たら並びますとも、久々に列に並びました。実際には60分ほどしか並ばなかったけど。
そして中も混みこみ、大盛況!こんなにも博物館と展示が好きな人が東京にはいっぱいいるのね…と別の観点で感心してしまいました。
久々で疲れたけど楽しかったです。また行こうね。
評価:(5つ満点)
結婚していようがいまいが誰でも最後はひとり。『ひとりで暮らす』 『ひとりで逝く』 ため、シングルが老後を元気に楽しむためのノウハウ本。住まいやお金への対策から介護の受け方、最期の時を迎える準備などを社会学の第一人者である著者が一刀両断。
(上野千鶴子)1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。平安女学院短期大学助教授等を経て東京大学大学院教授。専門は女性学、ジェンダー研究。主な著書に 『老いる準備』 『スカートの下の劇場』 など。
フェミニズムの第一人者として名高い東大大学院教授である上野千鶴子氏。その氏が書き下ろしで書く、全ての女性(と男性)に向けた、老後の過ごし方のハウツー本。とくれば読むしかないでしょう。
上野千鶴子氏と言えば私には、遥洋子 『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』 でぐぐっと身近になった存在ですが、遥氏の著書では上野センセイ、ものすごーく怖いオバちゃん(すみません)という印象です。しかし男女の区別なく骨太な人が少なくなった今、上野先生のような方はとても貴重な上に尊敬に値する人物だと思います。
さてそんな上野氏が解く 【いかに老後を楽しむべきか】 。まずのっけから本の題名が 【おひとりさまの…】 というところでかなりのインパクトです。しかもシングルであろうがなかろうが、人はいずれおひとりさまになる、という動かしがたいが直視したくない事実を、読者は最初から目の前に突きつけられるのですからかなりキツイ内容かと思いきや、そこはさすが上野氏。読者を想定して難しく直視したくない内容を、分かりやすく丁寧に解説してくれています。さーすーが、社会学の第一人者!文章力だけで脱帽です。
もちろん内容も盛りだくさん、これは読んで損のない一冊です。インパクトありありの語録集となっています。
評価:(5つ満点)