名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
またしても (カタカナ) 付き。ちなみにジョリー・ロジャーというのは海賊のドクロの旗のことだそうで、棺のことじゃないです。
今年もコナン映画がやってきました。このところ毎年一緒に見に行っていた第1王子、今年は行かないそうです。お友達と遊んでいる方がいいとか。
第2王子が 『コナン、えいが、コナン、えいが!』 と張り切っていたので2人で行ってきました。
感想は…まぁまぁですかね。正直言って謎解きの仕掛けがあまり凝っておらずちょっと見応え足りませんでした。今回は伏線が全くない!のです。しかし小学生向けのアニメで複雑な伏線を求めてはいけませんね…。
せっかくの映画なのでもっと荒唐無稽な内容でも良かったのにと思います 『水平線上の陰謀(ストラテジー)』 とか 『天国へのカウントダウン』 みたいなハチャメチャ級なストーリーをやっぱり期待しちゃうんですが。今回もハチャメチャと言えばそうなのですが、ラストシーンで海底から出現!という箇所、それはありえないでしょーと思ってしまいました…ダメね大人って。
第2王子にはやや難しく、ママにはややつまらなく、でございました。ゴメンねコナンくん。
来年に、期待。
評価:(5つ満点)
パカーン。まずはたまごやき。やったあ、からあげもあるぞ。 『ねえ、ミートボールとからあげ、とりかえっこしようよ』 『うん、いいよ』 楽しいおべんとうの時間です。
(スギヤマカナヨ)絵本作家。東京学芸大学初等科美術卒業。渡米しエッチングを学ぶ。作品に 『K・スギャーマ博士の動物図鑑』 『K・スギャーマ博士の植物図鑑』 『ゾウの本』 など。
小さな子ども向けのお話会プログラムの勉強会で紹介してもらった絵本です。 『ぼくのおべんとう』 と 『わたしのおべんとう』 はそれぞれ別の本として独立していますが、勉強会では2冊同時に読み聞かせを披露してくれました、それがすごく新鮮で面白かったのです。
通常読み聞かせは本を1冊ずつ読みますね、当たり前なのですが今回は2冊を同時進行。読み聞かせをする2人がそれぞれの絵本の 『ぼく』 と 『わたし』 になり、男の子と女の子のお弁当箱の中身を交互に紹介して行き、とりかえっこするページでは見事に息が合います。1冊ずつではごくシンプルなお弁当の本であるのに2冊同時に読むだけでこんなに面白いなんて!
早速2冊同時に購入しました、一緒に勉強会に出たサークルのメンバーも同じく買っていたので、練習して2人で披露するのが楽しみです。この本を見かけたら必ず2冊いっぺんに読んでみてくださいね、スギヤマカナヨさんの絵もハッキリしていて見やすいです。
評価:(2冊同時読み)
読書の楽しみ、とりわけ小説を読む楽しみが人生をいかに豊かなものにしてくれるか。それを知らない若者たちが増えています。だからこそいま、道しるべとなるものが必要なのかもしれないと考えました。 『はじめての文学』はそうした最初の一歩を踏み出すための一冊であり、良き道しるべでありたいと企画された12冊です。若い読者にも読みやすいようにふりがなを増やし大きな活字でゆったりと組み上げました。その作家をもっとよく知りたいという読者にとっても興味の尽きないアンソロジーになっています。(文芸春秋社HPより抜粋)
2006年12月から発行が始まった 『はじめての文学』 シリーズ。なかなか面白い企画だと思います。主にヤングアダルト向けに編集されたシリーズですが、知らない作家を知りたいという大人の読者にとっても最適なのでは、と思えるのは、全てのシリーズについて、著者自身が選出した中短篇を集めたアンソロジーとなっている点ですね。
若い読者に向けて、作家自身が自分の作品ではまずこれを読んで欲しい、と挙げた作品がどういうものかを見るのも楽しいし、なかなか手に取りにくかった作家について読んでみようかと気持ちにもさせられます。
シリーズは12巻、登場する作家は下記の通りです。
村上春樹 村上龍 よしもとばなな 宮本輝
宮部みゆき 浅田次郎 川上弘美 小川洋子
重松清 桐野夏生 山田詠美 林真理子
我が家では小6の教科書にも出てきたシゲマツを買ってみようかと思っています。重松清は7月発売、楽しみです。ただ1点だけ、この装丁をもっと工夫して欲しかったなぁ… 『マル』 なんてあまりにもシンプルすぎる。せっかくだからもっと凝って欲しかったけど。
カッピングとは?
昨年7月から整骨院にしばしばお世話になっています。肩こり腰痛背中痛が順番に回ってくる私、毎回様々な施術を施していただきますが、その1つがカッピングです。
カッピングは 『吸い玉』 とも呼ばれ、中国古来の疲労回復法で写真のようなガラスの吸盤を、こり、痛みのある部分に押し当てガラスの中を真空状態にして皮膚を引っ張る、というなかなかな荒療治です。