忍者ブログ

DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日本の恋と、ユーミンと。

荒井由実から松任谷由実までのパーフェクト・セレクション、ユーミン40周年記念ベストアルバム。いつの時代も常に私たちの恋愛のそばにあったユーミンのラブソング、そんな永遠のマスターピース45曲を3枚のCDに収めた究極のベストアルバム。スペシャルトラックとして自身のルーツとなる歴史的名曲 『青い影』 をロンドンアビーロードスタジオでプロコル・ハルムのメンバー本人と共演し収録。初回限定盤には特典DVD付。

久々に今年はCDの売上が伸びたそうです。その理由としてこのアルバムと山下達郎のベスト盤の発売があったそうで。職場の先輩が山下達郎ベストを貸してくれたので、私はこちらを買ってお返しに貸しました。

というユーミンアルバム。私もCD買ったのなんて何年ぶりだろう。ユーミンが大好きだというプロコルハルム『青い影』 もユーミンのボーカルで収録。いいなぁビッグになるとこういうことができるのか。

特典DVDでは貸した先々でみんなが 『ユーミンが、若い!』 と絶賛(驚愕?)。でもユーミンは本当に変わっていないかも。コンサート シャングリラの映像も満載で、これはすごい。やっぱりかなりムリしてでもシャングリラは観ておくべきだったのかも、と思わせる、すごい映像ばかり収録です。

アルバムの内容はほとんどが往年の名曲で、うちにもある曲が多いのですがそれでも良いのです。うちになかった 『リフレインが叫んでる』 が収録されており、買ったばかりの頃はこればかり30回位リピートして聴いてしまいました(笑)。

今日もあなたの心に、リフレインが叫んでいるでしょうか。

評価:(いつでもレンタル可能です)
PR

君や僕にちょっと似ている

abitlike.jpg挑むような目つきの女の子やユーモラスでありながらどこか哀しげな犬の姿を絵画や立体で表してきた奈良美智は、若い世代を中心に絶大な人気を誇ってきました。平成10年から奈良美智の作品を収集してきた青森県立美術館では開館来、常設展示でその活動を紹介してきましたが、個展の開催は今回が初めてです。本展では近年多様な経験の積み重ねの中で創作の原点を強く意識し始めた奈良の、絵画やドローイング、初挑戦となるブロンズ彫刻など新作の数々を展示いたします。大勢の市民参加によって実現された吉井酒造煉瓦倉庫(弘前市)での個展「I DON’T MIND, IF YOU FORGET ME.」から10年、「A to Z」展から6年、奈良美智のあらたな世界をお楽しみください(青森県立美術館ホームページより)。

行ってきました奈良美智展。いつもながら友人さつきさんに運転を頼りっぱなしです、いつも本当にありがとうございます。

今回は新作展、ということで絵画以外も彫刻もあり、と楽しみにしていたところ、女の子の頭の彫刻の大きさに、ただビックリでした!とにかくでっかいです、2m四方くらいあります。渋谷駅にあるモヤイ像、あれを二回りくらい大きくしたような女の子の頭だけが、どーんと2つほどありました。かなりのインパクトです。

ポスターにもなっている 『春少女』 を始めとする新作絵画は、何号なんだろうあの大きさは?すごく大きなキャンバスで四畳半くらいでした(イヤそこまで大きくないかも)。やはり本物は美しいです。同じ画材を使ってもこうは描けないだろうな、という女の子達を観ることができて本当に良かった。

今回も奈良さんお得意の段ボールや封筒の裏に描いたイラスト様の作品もあったのですが、家に帰ってから思いだしてみるとやっぱり印象深かったのは春少女などの大きな絵画でした。本物の絵を買う余裕などはとてもない私ですが、本物を家に置きたいと思う人の気持ちが少し分かりました。

それにしてもあの大きな女の子の頭、どうするのかなぁ。個人宅に入れるにはでっかすぎるよね。友人さつきさんが 『絵や女の子の表情が全体的に柔らかくなった』 と言っていて、なるほどそうかもなぁと思いました。とんがっていた奈良さんも少し丸くなったのかな?(笑)

あおもり犬に帽子をかぶせようプロジェクトも進行中で、すごいでっかいベレー帽みたいなのをかぶってました。つり上げるのにクレーンが出動したとか。その写真は…撮ってない(苦笑)。

展覧会を観に行けることにも感謝ですが、趣味の合う友人と一緒に行けることが一番の感謝です。首都圏と違ってなかなか展覧会も回ってこないので貴重な機会にご一緒できて本当に良かった。またいいもの来たら行きましょう。

評価:(5つ満点)

福田繁雄大回顧展

fukudasigeo.jpg福田繁雄(1932-2009)は長年にわたりグラフィックデザイン界のトップランナーとして活躍。少年時代を母親の故郷である岩手県二戸市で過ごし、岩手県立美術館のロゴデザインも手掛けた岩手県ゆかりのデザイナー。視覚のトリックを利用した独自の作風によって 『日本のエッシャー』 とも呼ばれる。2009年に急逝した福田繁雄の回顧展としてDNP文化振興財団所蔵のポスター210点、二戸市シビックセンター福田繁雄デザイン館所蔵の立体作品約100点に加え、初期の貴重なアイデアスケッチなどを展示。福田繁雄の全貌に迫る過去最大規模の回顧展。 

福田繁雄は岩手県ゆかりのグラフィックデザイナーです。オリンピックなどの様々なポスター作品を始め、立体だまし絵作品を数多く遺した現代アートの旗手です。岩手県二戸市にルーツがあり、そこのシビックセンターというところに立体作品の多くが所蔵されています。今回は岩手県立美術館の特別展示に、高校PTA研修旅行として出かけてきました。

このPTA研修旅行の手配が、ほんっとうに大変でしたわ…およそ半年前から始動し、旅行社との折衝、細かい打合せ、参加者募集、当日の気配り目配りなど、ああツアーコンダクターってこんなにも大変なのか!!と大変に勉強になりました。旅行社は小社がいつも大変お世話になっているM観光の担当KJさんにお願いしたのですが、こんな細かいことまで対応してくれるなんて(というかそういう要求をするムチャクチャなオバチャン修学旅行)、ほんっとうに旅行社の人はエライ!と思いました。皆さんも私達のように旅行社の人をあんまり困らせないように…(苦笑)。

ということはさておき現代アートの企画展は良かったです。昨年度は参加しただけ(お客さん状態)のPTA研修旅行、こちらは印象派の絵画の特別展で私はそれも結構楽しみましたが、皆さんの意見は現代アートの方が面白い、とのこと。好みがそれほど気にならないのが現代アートのいいところ。

福田繁雄氏は本当に数多くの立体作品を遺していて、どれもこれも見ていて飽きないです。またポスターの斬新さ、60年代70年代にこの作品とは、衝撃的です。視覚に訴える芸術って本当に大切ですね。

なかなか美術館に足を運べない私にとって、よい経験となりました。来年も何か観に行きたいなぁ。

評価:(PTA研修旅行のホステス役も本当にみんなよく頑張った!)

栗林隆 WATER>|<WASSER

waterwasser.jpg「水」 をテーマに、大規模な新作インスタレーション4点を中心とし、美術館と街中での展開により多様な表現を可能にします。栗林隆は一貫して人間と自然の関係性を表現の主題とし、「境界」をテーマに作品を展開してきました。東日本大震災を経て、私たちの自然に対する考え方は一変しました。栗林の作品を通して、人間の根源的な感性や、環境に対する深い思いをあらたに感じることになるでしょう(十和田市現代美術館ホームページより)。

インスタレーションってなんだ。新明解に載ってない。インターネットで調べてみたら、

『設置』 の意味。空間芸術。鑑賞者がその場で体験できる作品を指す。

というような意味らしく…つまり分からんは分からんのですが作品に入り込むことのできる作品、みたいなイメージです(ますます意味不明)。誰か解説を。

というインスタレーション・アートの栗林隆展。特別展示室にもくもくと湧き上がる雲のような水蒸気や、孔から除いて見る台風の風景など、現代アートは意味不明なところがおもしろいですね。この孔から覗く台風を熱心に見ていたら、首の後ろががっぱり濡れてしまっていました!現代アートにはご注意。

WATER>|<WASSERのこの(真ん中の記号)がなんだろう、とずっと思ってましたが、家に着いた頃にやっと分かりました。『水』 という漢字を表現してるんですね。って言われなくてもすぐ分かったって?そうですか…。

評価:(5つ満点)

赤毛のアン

902c62a8.jpegカナダ プリンスエドワード島を舞台にマシューとマリラという老兄妹に引き取られた少女アンの物語。好奇心旺盛で想像力豊かなアンが、マシュー、マリラ兄妹を始め村の人々を笑いを愛に満ちた日々に巻き込んでいく。生涯の友と出会い、楽しい事件を次々と起こしていく中で素敵な女性に成長していくアンを描いた作品。劇団四季全国公演。

今年の全国公演は赤毛のアンです。第1王子が2年生の時連れて行ったのですが、『アイスクリーム』 という歌が非常に気に入ったらしく、終演後もずーっと♪アイスクリーム、アイスクリーム…と唄っていたのがとても記憶に残っている、私にとって懐かしいミュージカルです。小憎らしい第1王子にもあんな可愛い時期があった…と思いつつ、第2王子もきっと喜ぶだろうと連れて行ったら。

第2王子は宿題を終えてないことが非常に気がかりで、開幕直後から機嫌が悪く、幕間にお会いした学校の先生にも帰った方が…とまで言われ結局車に(ランドセルがあるので)宿題を取りに戻り、第2王子は2幕の時はロビーで宿題をしておりました…。私は最後まで観た(意地)。先生や友人(お子さん方は宿題を済ませて来た…)にも呆れられ落ち込む私に、優しい第2王子はひとこと。

『ぼく、観るの嫌いじゃないけど宿題がないときにしてね。夏休みとか、土曜日とか。』

ごもっともでございます。本当に、申し訳ありませんでした。

という赤毛のアン。いつもながらアンの家のセットが楽しく、学校のシーンもみんなのダンスがとても良く、楽しかったです。ですがここで衝撃の事実が。アンサンブルのコーラスは、録音じゃないかと友人達が話していました…というかこの方々の耳は普通の人の耳と違うので、間違いないと思います。音楽、コーラスに詳しい二人が 『ピッチがパーフェクトだった。というかパーフェクトすぎておかしいと思った。』 と話しているのを聞いていると、ガッカリもしたのですが、全国公演は同じカンパニーが移動しながら1週に3公演ほどをこなしています。ダンスはもちろん歌もやっていては身が持たない、というのは事実かも。オーケストラは連れてこられないから音楽はCDですし、となるとコーラスも録音したものを使うのは、お金を払って来ているお客様にレベルの低いものは見せられない、という劇団四季のプロ意識の高さゆえ、なのかもしれません。

ですが…やっぱり本当に唄っているものを聴きたいのが、本音です。永遠のジレンマかもしれません。さてセットもですが衣装ももちろんとても素晴らしかったです。先生役の人が私は一番良かったです。

評価:(でも劇団四季贔屓なので)

かたる つたえる 絵のチカラ

kataru.png宮城県美術館所蔵絵本原画展。福音館書店の月刊絵本 『こどものとも』 の原画を公開。太田大八、小出保子、佐藤忠良、中谷千代子、なかのひろたか、馬場のぼる、林明子、山脇百合子 他。

久々にH市美術館へ行ってきました。こどものとも絵本原画展です。おはなしの会KFの例会の後に声をかけたら、メンバーと3人で行くことができました。やっぱり1人で見るよりみんなで見る方が楽しいですね。

この原画展で、始めてこいでやすこ氏が亡くなったことを知り愕然とする私…。会のMDさんには 『だから私が例会でこいでやすこの絵本を読んだじゃーん』 と言われても、全くもって愕然とする私…。こいでやすこさん、もういないんだ。きつねのきっこの新作はもう出ないんだ。と思うと本当に涙出そうです。原画は 『とてもとてもあついひ』 が来ていました。こいでさんの直筆は本当に鮮やかであたたかく、素晴らしかったです。私達さんざん 『欲し~い、欲し~い』 と連発していて、美術館の人に怪しまれていたに違いない。

なかのひろたか氏もとてもきれいでした。林明子氏の鮮やかさ、愛らしさ。山脇百合子氏のぐりぐらの愛らしさ。見ていて飽きなかったです。また次の企画展に期待しています。

評価:(こいでさんは本当にショック)

フィンランドのくらしとデザイン

finland_flyer.jpgムーミンが住む森の生活展
トーヴェ・ヤンソンの童話 『ムーミン』 シリーズの原画を中心に、ヤンソンが生涯を過ごした20世紀を代表するフィンランドのモダンデザインを展示。物語を通してフィンランドのライフスタイルを紹介する。フィンランド人の心の原点である神話的叙事詩 『カレワラ』 を題材に描いた画家アクセリ・ガレン=カレラ、建築家エリエル・サーリネンの家屋作品、デザイナー アルヴァ・アアルトの家具やカイ・フランクの食器、マリメッコ社のテキスタイルなどを中心とした20世紀のデザインを一堂に紹介する。


というフィンランド展といえば行くしかないでしょう、行ってきました。いつも遠出は友人さつきさんが運転してくださいます、いつも本当にありがとうございます。ひたすら感謝の言葉しかございませんっ。さつきさんもお忙しい中、どうにか2人で行って来られました。

A県立美術館は白い建物なので開館した頃は本当に美しかったのですが、この頃少しすすけてきました。展示室はいつもちょっと狭いなぁと思っていたのですが、今回は展示品が思っていたより少なくて展示室が広く感じました。この点が少し残念でしたが、フィンランドの絵画、マリメッコ、ムーミン原画、鮮やかな色使いの食器類など、北欧のハッキリした色使いの美しさ、素晴らしさを感じるよい作品ばかりで、とても良かったです。

フィンランドの絵画は日本画によく似ていました。雪景色などはこれは日本画か?とまで思いました。日本の冬に通じるものがあるのでしょうね。ムーミンの原画はサイズが小さい物ばかりだったのですが、可愛らしい雰囲気で欲しい~欲しい~と2人で連発してしまいました。マリメッコは洋服が天井から吊るされており、鮮やかで斬新なデザインで、見ていて飽きなかったです。大胆なのになんとなく懐かしい。フィンランドのテキスタイル、不思議ですね。

さつきさんの行きたかった雑貨屋さん、私の行きたかったお茶屋さんにも寄り、充実した休日でした。またよい企画展があるのを楽しみにしています。

評価:(北欧にもいつか行きたい)

光を描く印象派展

hikariwo.png
ドイツを代表する印象派コレクションで知られるヴァルラフ・リヒャルツ美術館は、所蔵する印象派絵画を4年かけて科学的に調査、赤外線や顕微鏡などを使った調査の結果、絵画が描かれた場所、画材、下描きの方法、絵の具の塗り方などが次々と明らかにされた。この研究成果と印象派コレクションを紹介する展覧会。青森県立美術館5周年を記念した特別展示。

9月、通信大学のレポートが月末締切という怒濤の月間でありましたが、行ってきました県立美術館。高校PTAの研修旅行です。自分が観たいものであれば何でも参加してしまいます。県立美術館もお隣にある三内丸山遺跡も初めて、というお母さん方が案外多く、みんなで楽しく行ってきました。それにしても初めてという方はやはり県内でも足を伸ばせないほど遠いということですよね…。

貴重なコレクションの数々のため、展示室内の気温はかなり低めに設定されており、皆さんと一緒に私もブランケットを借り肩からかけて回りました。今回は初めて解説音声(500円のヘッドフォン付けるの)を聴きましたが、あれはもしかするとない方がいいかもしれません。というのも音の情報と文字の情報が、一度には理解できないんです。私には向かないことが分かりました。

評価:(5つ満点)
カウンター
ツイッター始めました
今週の私
急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
只今読破中
木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
ブログ内検索
最新コメント
[10/14 菜摘]
[10/12 さつき]
[05/08 菜摘]
[05/08 小琴]
[03/19 菜摘]
アクセス解析

Copyright © DaisyAKM Archives : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]