岩手県立美術館 《華やぐ女たち エルミタージュ美術館展》より
フランツ=クサファー・ビンターハルター
『皇后マリア・アレクサンドロヴナの肖像』 1857年
前々から行きたいと思っていた岩手県立美術館へ、ようやく行ってきました。
ロシアのエルミタージュ美術館より55点の絵画がやって来ている特別展示。16から19世紀の女性肖像画に絞って展示をする、という企画展です。
初めて行きましたが、建物のデザインも素敵だし、特別展示室が1階に広くとってあり入りやすい、観やすい。表現や衣装などの解説もとても丁寧で読みやすいし、照明も良い。大変よい美術館です。
今回の特展ではイタリアの画家が多いなと感じました。素晴しい作品を身近で観られて本当に良かったです。
常設展示室は2階にあり、こちらは大体春夏秋冬の年4回展示替えが基本だそうです。岩手出身の画家、彫刻家などの美術家のコレクションを中心としており、展示の方法も素晴しく、またちょうど高校生の団体が学芸員の方と一緒に解説をしてもらいながら見学しており、いいなぁ岩手の芸術環境。と思ってしまいました。
ミュージアムショップも品揃えがよく楽しかった。ゴッホのランチボックスを迷って迷って買わなかった。今度行ったら買うかも。
常設展示室の隣にあったライブラリ、図書や図録、他の美術館の展示ポスターが所狭しと貼ってあり、コンピュータもあり検索が可能でした。ライブラリ担当の方もいつもそばにいてくれるようで、もう少し時間があったらここでゆっくり色々検索したり本や図録を見たりしたかったなぁ。
館のホームページを見ると毎月子ども向けの美術館見学ツアーがあったり、収蔵庫を見るツアーがあったりと、本当に充実した美術館で羨ましいです。H市の美術館も頑張っているみたいだけど、ここまではとても…。
また機会があったらどんどん来たいですね。
評価:





(大変満足)