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DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

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人間になりたがった猫

img20060405.pngライオネルは人間になりたがっている猫。森でご主人の魔法使いステファヌス博士と共に暮らしています。人間嫌いの博士に何度も 『人間にしてください』 と頼んだライオネルは、お仕置きとして2日間博士に人間の姿に変えられてしまいます。合図の鐘が4つ鳴るまで戻らないとライオネルは野良猫にされてしまうのです。それでも人間になるという願いが叶い、ライオネルは大喜びで町へ出かけていきます。町では人々が新しい市長の下、厳しい法律で縛られ自由のない暮らしに不満を抱いていました。なぜ人間同士仲良く暮らせないのか、と問うライオネルに、町の人々も徐々に心を動かされてゆきます…。

これまで観た劇団四季のファミリーミュージカルでは一番の出来かなと思います。歌、ダンスのシーンが多く適切に盛り込まれているし、内容も小さい子どもにも分かりやすいし。原作を読んだことがなかったのですが、見終わってから読みたくなりました。

主人公ライオネルには中堅の山崎義也。バレエのステップが多いライオネル役で、まぁまぁのステップかな。歌は良かったですね。何と言っても四季の舞台の魅力はダンスと歌ですが、今回はやはり地方公演ということで若手が多く、全体のダンスもイマイチ揃っていない所はまぁご愛嬌でしょうか。これが東京公演だと恐ろしいほどに揃っているのです、いつも四季のダンスのレベルの高さには感動します。

今回は町の人々が一緒に踊るシーンが多かったのですが、その中でもオレンジの服の人は上手かったな。なんて細かい所まで見てたりして。ジリアン役の女の子の歌はちょっとイマイチかな~と思っていたら、やはり翌日A市で公演を観た方からのメールでも同じことが書いてありました。そうねぇ、もうちょっとねぇ。まぁいいでしょう。

基本的にお芝居は好きですが、四季のお芝居が好きなのはやはり、狭くとも広くとも舞台全体を十二分に使って見せることと、歌とダンスのレベルの高さですね。
あんなに 『行きたくない~つまらない~』 と行く前は文句を言っていた第1王子ですが、結局熱心に観てました(笑)。やはり 『モノより思い出』 ですね。

(おまけ)プログラムが500円だった!安~い、嬉しい!
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シビックセンター

img20060405.jpg隣県にあるN市にシビックセンターという科学館があり、H市内の小学校にも1学期に一度位そこのお便りが来るのですが、その中にある 『自由工房』 では様々な実験・手作りが常時低価格でできる、とあり、そのうち行ってみたいとずっと思っていました。

がっN市は高速で30分の距離。わざわざこの科学館だけを目的に行くのはな…と思っていたところへ、今回の劇団四季の公演があったのでやっと行く機会に恵まれました!

さて今回私が高速道路を走った距離は最高記録です。おいおい大丈夫か…とお思いかもしれませんが大丈夫ですとも!近くの短い高速有料道路は何回も乗ったことがあるし、何しろ東北自動車道と来たら、昼間はぜーんぜん車がいないガラガラ状態なんですから!渋滞に会ったことなど今まで一度もありません。ですからマイペースでゆっくり走れます。でも気が付くと130km…危ない危ない、スピード狂は相変わらずでして…。

そして初めて高速でのトンネルも体験。Oトンネルは大した距離ではないかと思うのですが、やっぱり初めての高速道路のトンネルは緊張するものですね。早く出口よ来い~で出口に出た途端調子が狂って事故が多発する、という教習所の教官の言葉を思い出しながら、無事目的地に着きました。

進化 ダ・

0317.jpg私達の住むこの世界が日々進化しているように、マイクロソフトオフィスも進化しています。なにげない日常の中にある 『進化』 にあなたは気が付いていますか?この別冊 『ダ・ヴィンチ』 では 『進化』 をテーマに、二人の作家が書き下ろした新作小説をお届けいたします。ご寄稿いただいたのは直木賞受賞後、活躍の場が広がりますます人気が高まる角田光代さんと、綿密な構成の本格推理小説が絶大な支持を受けている有栖川有栖さん。角田光代さんには 『恋愛』 、有栖川有栖さんには 『ロボット』 を題材に 『進化』 というテーマで読みきり小説を書き下ろしていただきました。人気作家の贅沢な新作、じっくりお楽しみください。(『別冊ダ・ヴィンチ』 withマイクロソフトオフィス 前書きより)

今月号のダ・ヴィンチのオマケは、マイクロソフト社が宣伝も込めてダ・ヴィンチ読者のために書き下ろし小説を頼んでくれた、という豪華な企画。あんまり期待しないて開いてみて結構良かったので驚きました。こういう企画なら大歓迎ですね。

『手をつないでゆっくりと歩く』 角田光代
携帯を頑なに持たない男と、謝ることを知らない女の恋物語。そんな2人なものだから、すれ違いはしょっちゅうで、どこが波長が合ってこの人といるのだろう、とお互いが思ったりする。恋愛の本質は人それぞれの考え方であり、携帯やらメールやらに頼っている今日の恋愛は本当の恋愛じゃない、と思っていたはずなのに、敬遠していた携帯電話を男が仕事の必要に迫られ購入したところから、考え方が変わってくる、という話。

確かに便利だし、それにそれだけではなかった。面と向かっては言いにくいことも、携帯電話のメールだと素直に言えることもある。なんだか携帯電話会社の宣伝のような小説ではありますが、角田氏の言いたいことは、機械は機械、所詮メールは活字の羅列に過ぎないかもしれないが、その機械を使い活字を打っているのは生身の人間なのだと。しかも、貴方の愛する人なのだと。
そういうことを言いたいのかな、と思いました。

まぁ~携帯は便利なことは確か。友人が 『携帯が普及したおかげで待ち合わせを守らない人がますます増えた』 と以前、遅刻常習犯(但し携帯普及前から)の私に言っておりましたが(笑)。た~し~か~に。反省。

評価:(貸出可です)

人間になりたがった猫チケット獲得

img20060319.gifうちへ帰ってきたらド●モから私宛にクロネコメール便が届いていました。auユーザーの私になぜドコ●からお知らせが?と見てみると、以前応募した劇団四季の 『人間になりたがった猫』 公演のペアチケットが、見事当選!自分でもすっかり忘れてました(笑)。

こりゃーラッキー今年はついてる!と何でもないことですぐにご機嫌が治る私、この頃疲れ気味だよなぁ…と思っていた矢先だったので、嬉しさ倍増です。私に似た性格の義父も喜んでくれましたが、義母は案の定、 『な~にがそんなに嬉しいわけ?ママはいつもオオゲサよね』 とか言っちゃって。 『宝くじでも当たれば喜んでもいいけどね~』 『おかあさん、どうして素直に良かったねって言えないの?』 と今日は言ってやりましたわっ(笑)。

いつもこうした懸賞に応募しているわけではありません、念のため。でも公演会場が隣県のN市というちょっとローカルな場所だったので、もしかして応募者が少ないから当たるかも?という目論見は大成功!早速今年最初の観劇活動、3月に第1王子と行ってくる予定です。

でも第1王子 『え~行きたくない』 などと今から言っておりますが、ムリヤリ連れて行きますわよ。

別冊ダ・ヴィンチ

0206.jpg別冊ダ・ヴィンチ
ダ・ヴィンチにこの頃オマケが付くようになりました。3ヶ月に一度、マンガが付きます。オマケが大好きな私にはとっても嬉しいです。

最近ダ・ヴィンチでは 『コミックエッセイ大賞』 とかいうのに力を入れていて、本誌上でも続々と新人コミックエッセイ作家さん達がデビューしてます。面白いのもあるけどつまらないのもあり、つまらないのは読み飛ばしてますが…。

『ダーリンは外国人』 の小栗佐多里さんや 『あたしンち』 のけらえいこさんは、絵よりもやはり構成と言うかネームそのものが上手いですね、面白いです。内田春菊も毎号 『ガールズ!』 という春菊さんちの女の子達を中心にしたコミックエッセイを描いてます、この人ホントに多才だなぁ。破天荒な人生だけど(笑)。

こういうお金で買えないものって嬉しいですね。後で価値が出るかも…と邪まな考えはさておき、また3ヶ月後が楽しみです。

オペラ座の怪人

img20060124.pngやっぱり生の舞台はいい!しかも前から3列目。

今年ラストのエンタメを飾るのは、劇団四季の長年の看板作 『オペラ座の怪人』 です。半年前にチケットを獲得し、この日を楽しみにしてきました。友人2人と合流し、3人で席へ。私達のちょうど真上にシャンデリア。ひひひ、楽しみ…。

クリスティーヌの歌が素晴しく、とても楽しめました。次々と変わるシーンも楽しく、シャンデリアは私達の真上でいつ 『バーン!』 と轟音と共に落ちてくるのかととワクワクしたけど、なんと音なしで落ちてきた。

中幕で友人に 『確かバーン!と花火の音がして落ちるはずだったんだけど…』 と言うと、 『落ちてくるだけで十分恐かったのにその上大きな音がしたらもっと恐いでしょ!』 って。だから音なしになったのかな?残念…と言う私に友人達は困り顔でした。

衣装も素晴しい、事前にうちにある義母が買ってきていたパンフレットを見て行って良かった。仮面舞踏会での衣装が見事で、一つ一つじっくり見られました。期待通りで素晴しい。湖をボートで行くシーンもどう表現するのかと思っていたら、本物さながらの雰囲気ですごい演出、舞台装置だった。四季の長年の看板作であるのもうなづけます。

日本語の歌詞で唄うのがやはり素晴しかったですね、 『ファントム・ジ・オペラ』『ミュージック・オブ・ジ・エンジェル』 も良かったなぁ。

友人も 『今まで観た中で一番いい舞台だった』 とまで言ってくれて、苦労してチケット取った甲斐があるってものです。来年は何を観ようかな?

評価:(ぜひ観劇を!)

The COOL! 桐野夏生特集

img20051008.jpg小説新潮別冊。『魂萌え!』 の続編に当たる書き下ろし小説 『朋萌え!』 第1回及び幻の未発表短編に加え、スペシャル対談、多くの作家達からの桐野氏へのオマージュ小説、エッセイ、評論などを収録。桐野氏が個人コレクションであるヴィンテージ服もオールカラーで紹介。小説家としてのバイオグラフィー、コバルト作家時代から現在に至るまでの全ての著書の解説あり。桐野ファンへの永久保存版。

桐野夏生が小説家の中では一番好き。
な私はこれは早速買いました。そして、桐野夏生はずっと独身だと思い込んでいたのですが、結婚されていて、ちょうど直木賞(『柔らかな頬』)を取った時期に高校生だった娘さんが 『取れるといいね』 と言ってくれて嬉しかった、というくだりを読んで、じーんとしてしまいました。

普通の家庭人でもあった桐野氏が、あそこまで複雑でグロテスクな人の心の裏側を書く小説家でもあったのです。そして、今もカッコイイです。この表紙も素敵だし、雑誌の中の写真も素敵なものばかり。
ヴィンテージの洋服をコレクションしている、と読んでなるほどと思いました。人生へのこだわりが非常に感じられます。

今は 『グロテスク』 はじめ現代小説の一人者として著名な彼女が、かつてコバルト文庫作家だったと知ったときは驚きました。多くのコバルト作家達が一般小説作家へ転向していますが、それでもやっぱり 『元コバルト』 と言う感が否めない人が多い中で、桐野氏からは全く 『元コバルト』 カラーを感じていなかったからです。そのコバルト時代のペンネームがずっと知りたかったので、今回この雑誌から分かって良かったです。しかしその著作をこれから読むかどうかは未定です(笑)。

また、直木賞を受賞した 『柔らかな頬』 は当初探偵 村野ミロシリーズとして書かれようとしていたそうです。途中からミロ(探偵)の存在が邪魔に、必要がない状況になってきたので思い切って削ってみたら上手くいった、とありました。
『柔らかな頬』 は私も桐野氏の作品では3本の指に入る秀作と思っていますが、私の好きな村野ミロシリーズとして書かれていたらまた印象が違ったのかなと思います。

書き下ろし 『朋萌え!』 も面白かったです。続き読みたいな。 『魂萌え!』 は妻が主人公でしたが、こちらは妻が著名なキルト作家として日々忙しそうに活躍している夫の、疎外感を軸にした小説です。

ちょっと昔風に言えば 『濡れ落ち葉亭主』。定年して時間を持て余す夫、妻はキルトの教室や個展に忙しく構ってくれない。さて自分はどうしよう…。その後、どうなるでしょう?

たまにムックも掘り出し物があります。こういうムックは再販がほとんどないので売り出されたらすぐ買わないと!です。

評価:(保存版)

KILLER STREET*SAS

img20051008.jpg久々のアルバム、2枚組。これだけで食べていけるのか?という心配もよそに、大森さんの脱退後もサザンは続きます。

最近若者にもサザンファンが少しずつ増えてはいるそうですが、やはりサザンは我々30代、40代の青春時代を過ごした者の曲ですな。

好きな3曲を挙げなさい、と言われたら
 ロックンロール・スーパーマン
 LONELY WOMAN
 八月の詩(セレナード)

かな。なんか趣味が大人くさくなってきた、私も。

いつもは車で聞き流している曲なのに、急に歌詞が染みてくることがあり、繰り返し何度も信号待ちをしながら歌詞を見て聞いてしまう(危ないぞ)。
そんな曲をこれからもサザンには期待します。

評価:(ライブチケットは今年も取れず…悲しい)
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急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
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木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
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