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読書と映画と観劇と

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崖の上のポニョ

ponyo.pngスタジオジブリ4年ぶりの長編
って毎回*年ぶり、とかいう宣伝にはもう飽きてはいるのですが。
前作、前々作とスタジオジブリの時代はもう終わったのか…と思ってもいたりしたのですが、子ども向けアニメはやっぱり王道だよなと結局第2王子を連れて行って来ました。

一言で言って、ポニョ可愛いです。もうそれだけでいいや。
この画像のクラゲの下になっているポニョが一番可愛い!!!
もうそれだけでよし。

………

もう少し感想いってみます。
今回良かったのは宗介の母リサの言葉。
『分からないけど、今起こっていることを受けとめること』
この一言に尽きます。

今回のポニョという存在の位置づけやその父母の存在など分からないことだらけでしたが、分からなくても彼らが現実に存在し宗介らと出会いふれあった、この事実だけでいいのではないでしょうか。とこのリサの一言で思いました。

私はポニョはお魚時代が一番好きですね、非常に愛らしい。またしてもラストを寝ていて見逃しましたが…やはり第2王子に聞いてもよく分からなかった。

評価:(5つ満点)
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20世紀少年 第1章

20thcenboys.jpgあの作品が、ついに映画化です。

原作マンガは一話ごとに見えない敵に対する恐怖が高まってくるところがウリなので、正直映画のようにパパーッと展開が早いとその恐怖をあまり感じないところが残念です。大人になったヤンボーマーボーや 敷島教授の娘、そして 『ともだち』 の得体のしれない恐さが映像だとやっぱりあんまり怖くないかも。

かつて少女とずっと年上の恋人、という役柄で共演していた常盤貴子とトヨエツが今回の映画では同級生という設定は歳月を感じましたね…などと違う方向でしみじみもしましたが、この難解かつ壮大すぎる設定の原作を映画化しようとした製作元には、それだけで拍手です。

スター総出演なところもスゴイ、お金かかってる~。続きもできればどんどん観たいですね。

評価:(5つ満点)

歩いても歩いても

aruitemo.jpg歩いても…はブルーライトヨコハマ。
是枝監督お得意の、うるさい音の一切ない静かな映画。

邦画は本当に【映像で魅せる】シーンが素晴らしい。子ども達が外で遊ぶシーン、子どもの目線から高い枝の花を追うシーン、子ども達の足元は大きな大人のサンダル。無邪気にはしゃぐ子ども達の足元はおぼつかない大きなサンダルで非常に危なっかしい。でも子ども達は転ぶこともなく楽しげに遊び続ける、非常に印象的なシーンでした。

短いやりとりで家族の構成と関係がよく分かり、それぞれが抱く苛立ち、愛憎が手に取れます。時に家族は傷付けあう、酷い言葉を浴びせることもある。それでもその絆は切りたくても切れない、離れたくても離れることができない。家族は誰にとっても不思議と愛着のある関係なのだと、全編を通して表現されています。

ラスト、墓参りのシーンでリョウタの家族4人(に増えている)がマイカー(運転はおそらくリョウタ)で去っていく。この(  )部分が大きなポイントなのですが完璧なラストシーンです。邦画の素晴らしさはこのラストの余韻だと常々思います、その余韻を味わうために映画を見に来ているのです。

評価:(5つ満点)

Star Wars クローンウォーズ

clonewars.jpgCGの進化に驚愕
CGがとにかく凄い。なめらかなキャラクター達の動き、表情の豊かさに、アニメーションもここまで来たか…とただただ脱帽です。

さてストーリーはSWシリーズではおなじみのクローン戦争がテーマ、ですがクローン戦争ってあんなにあっさりしていたものだったのか?と大人は思ってしまうほど、展開は子ども向けです。お子さま向けに制作された内容だと思いますので大人の方はその点について文句を言わないように。 『間違いなくコイツは死ぬ!』 などと思っていたら最後まで誰も死ななかったし!やっぱりお子さま向け、お子さんにも安心して見せてあげてください。

この映画最大のポイントがジャバの息子。ものすごく可愛いです、特にしっぽは必見(笑)。

評価:(5つ満点)

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

jiturokuasama.jpg時代の鏡
3時間10分。長い。しかし連合赤軍の足跡を辿るには必要な長さなのでしょう。前半ドキュメンタリータッチで実際の資料映像(白黒)を交え解説があり、もしかしてずっとこのドキュメンタリーのままなのか…?と思っていたら途中からフィクション仕立になりました。このフィクションの部分(通常の映画)がとても分かりやすく、なおかつ素晴らしい演出でした。

革命戦士達の精神が徐々に追い詰められていく様…繰り返される 『自己批判』『総括』 。ソーカツしろ!! 夢に見そうだ…。

主演の坂井真紀熱演、だがラスト近くまでこの彼女が坂井真紀だと気付かなかった私って…その位彼女の演技が迫真に迫っていた、ということにしておきましょう。他の出演陣も皆良かったが特にARATAや森役の俳優さん、永田役の女優さんがすごかった。

繰り返される粛清、リンチ殺人、疑心暗鬼の中、集団ヒステリーが高まっていく様は本当に恐い。自らもかつて逃亡した経験があるくせに他メンバーの逃亡を執拗に責め立てる森、女を武器にしていると責めるくせに自分は森とデキちゃう永田。人はなんとあさましいのだろう。

それらをすべて見てきた16才の少年、彼の兄もリンチに遭い、それすらも直視させられてきた彼。夫をリンチされ幼い赤ちゃんを置いて逃げた山本。様相はどんどん悲壮になってゆく。そしてあさま山荘での立てこもり。山荘の管理人夫人に坂口が言うセリフがすごい。
『自分達は革命のために活動している。それは正しいことなのだ。貴女には危害は加えない、我々に協力して欲しい。』

思想、とは本当に恐ろしい。人が思想・信念を持つことは必要だし本来素晴らしいことなのだが、なぜ彼らは自分達の選んだ思想が間違った方向へ走ったことに気付かなかったのだろうか?何のため、誰のため、自分を含む人々が皆幸福になるための革命思想のはずが…?

名前だけは知っている重信房子も若い頃レバノンへ渡るというシーンで坂井と絡んで出てくる。この人があのニュースに出てきた人か…と(女優さんなのに)しみじみしてしまう。やはりこの大事件は、時代というものが絡んだ1つの社会現象なのだろう。昨今の無差別殺人や未成年の凶悪犯罪も、個人の資質の問題で済ませるにはあまりにも重篤な問題すぎる。これらは格差社会の弊害であることに、間違いない。
というのがこの映画のメッセージだと、受け取りました。

評価:(5つ満点)

西の魔女が死んだ

nishimajo.jpg懐かしいおばあちゃんの家
バックミュージックも少なくとても静かな映画。途中やや眠くなるが物足りないというよりそれほど満ち足りた、穏やかな映画という印象。ファン待望の映画化、という表現でも全然陳腐でないほど、よくぞ映画にしてくれました、という映画だった。

セットが素晴らしい。整いすぎていない庭、おじいちゃんの鉱物だらけの部屋、おばあちゃんの和室、どれも素敵。本物の "I know." が聴けたのも嬉しいし、ラスト "ニシノマジョカラ ヒガシノマジョヘ" も素晴らしい。

ラストでまいはマイ・サンクチュアリへ行ったのか行かないのか?余韻の残る映画。久々に登場人物の少ない映画を観ました、お芝居みたい。こういう映画もいいものだ。

評価:(5つ満点)

名探偵コナン戦慄の楽譜(フルスコア)

conan2008.jpgリコーダーは常に携帯せよ
なかなか良かったです。久々に2王子と一緒に映画に行けたし。犯人がたった一人で全ての行動を行った点にやや無理を感じますが、まぁいいでしょう、それがコナン映画の醍醐味だし。

展開は第2王子にはやや難しかったかも。でも 『わかったよーおもしろかった』 と言っていたのでヨシとしましょう。

教訓:これからは危機管理にリコーダーを持ち歩くこと。

って無理だーーー!
それにしてもコナン(新一)は絶対音感がありながらオンチなのって、どう考えても矛盾ではないだろうか、思いっきり?

評価:(5つ満点)

ペネロピ

penelope.jpgファッションも必見
友人の勧めで観に行って当たりました、久々に強力オススメです。途中展開が思わぬ方向へ向き、最後にペネロピの呪いが解けるところ、そしてそれにかかわる人物の招待が実は身近なあの人!っていうのがお定まりパターンながら全然気付かず、思いっきり楽しませていただきました。

ストーリーにどっぷりハマり、ペネロピの気持ちを満喫していたので観終わってからファッションやインテリアも素晴らしかったことに気付きました。ペネロピのコートとマフラーは本当に可愛い、可愛いもの好きな方も必見です。

評価:(5つ満点)
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木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
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車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
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