医大を卒業したての研修医 相馬が田舎の村に研修医として赴任する。田舎の医療に戸惑いながらも村中の人々から神さま仏さまよりも頼りにされている医師 伊野の働きぶりにやがて共感を覚えるようになる相馬。ある時村の未亡人が病に倒れる。医師の娘を持つ彼女が願う嘘を伊野が引き受けることを決めた時、同時に伊野自身がひた隠しにしてきた大きな嘘が同時に浮かび上がってきて。西川美和監督作品。
絶賛。これぞ映画。間違いなく今年一番の映画はこれです。
俳優一人ひとりの存在感が素晴らしい、八千草薫、井川遥、そして 余貴美子 は今回ももう必見、必ず観るべし。
もちろん主演 鶴瓶さんもとてもいいのですが、今回も脇を固める人々が素晴らしく、瑛太も初めていい俳優だと分かりました。若手イケメン系ならオダジョーか瑛太だな。そして本作でもやはり 香川照之、申し分ありません。ちょっと毒のある役を今回も見事にこなしています。
ラスト直後はハッピーエンドか?と思いましたがよくよく考えてみたら逆なのでは…あのラストシーンはもしかして怖いんじゃ?と思ったら本当に怖くなってきました。この余韻がやはり、西川美和監督です。
間違いなく今年ナンバー1の映画です。
評価:(必見!)
ロンドンで3人の死喰い人が橋などを破壊しマグルの世界を恐怖に陥れていた。徐々に不穏な空気が流れる魔法界。ホグワーツに加わった新しいスラグホーン教授はヴォルデモートに関する秘密を知っているらしい。ハリーはダンブルドアの依頼で彼からその秘密を聞き出そうとするが。ハリーポッターシリーズ6作目。
ハリー達も思春期を迎えてホグワーツも恋の花盛り、の割には忍び寄る悪の気配に押しつぶされ全体的にダークすぎる色合い。楽しいホグワーツのシーンもこれで見納めだと思うとやはり悲しい。ハリーもロンもハーマイオニーもすっかり大人になっちゃって、それもまた寂しかったり。
あまりにダークなため楽しいはずのクィディッチやパーティのシーンもイマイチ盛り上がらず、謎のプリンスという存在もイマイチ盛り上がらず。今回もよくこの短い時間に原作のたくさんのエピソードを盛り込んだなと感心はするけれど、ベラトリックスが恐くて存在感アリアリなだけで、他のところはあまり見るべきところもなく。明るく楽しいシーンがほとんどないのがこんなにつらい。6作目でこうなら最終作はどうなるやら?うーん。
評価:(原作が暗すぎるのが敗因か)