忍者ブログ

DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ヤッターマン

yatterman.gif謎の秘宝ドクロストーンを求めて暗躍するドロンボー一味に対し、正義の味方ヤッターマンが立ち上がる!ヤッターマンがいる限り、この世に悪は栄えない!メカと身体能力を駆使しヤッターマン1号2号は今日も世界平和のためにドロンボー一味と戦うのだった。タツノコプロの人気アニメの実写版。現代ならではのギャグも満載。

第2王子のリクエストで観て来ました。CG駆使の作品ですが、本当に今はその技術が素晴らしくなり、ヤッターマン変身シーンなどアニメと全く同じく再現できてます。

話題の深キョンドロンジョですが、やはり若すぎる印象です。私のイメージのドロンジョが30代半ばなんですけど、もしかして原作の設定ではドロンジョはまだ20代なのだろうか?と深キョンを見て考えてしまいました。それなら深キョンでOKなのかも?ボヤッキー生瀬さんとトンズラーケンコバはハマり役のため、とっても可愛いヤッターマン2号がかすんでしまい目立たない…2号とっても可愛いです。

ヤッターワン搭乗時いつも1号2号がサイドの手すりにずーーーっとぶら下がっているだけで空を飛んでいるのを見て、常々すごい背筋力だと感心してましたが、実写でもそのシーン強調されてました。途中半分眠りこけながら落ちそうになる1号2号…ヤッターワンの中に席を作ればいいのにねぇ。

ヤッターワンが高速に乗る際 『ETCカードを挿入しました』 ってシーンで私は一人大ウケしてしまいましたが、そういう現代ならではのギャグをもっと盛り込んでも良かったですね。

評価:(第2王子は大満足)
PR

7つの贈り物

7pounds.gif男の名前はベン・トーマス。彼は7人の名前が載ったリストを持っている。彼らは互いに何の関係もない他人同士。ベンは彼らに近づき彼らの人生を調べ始める。そしてある条件に一致すれば彼らの運命を永遠に変える贈り物を渡そうとしているのだが…。ベン・トーマスとは何者なのか?彼の目的は何なのか?そして贈り物の中身とは?

ウィル・スミスファンの私は張り切って行きましたが、彼の魅力は満載ですが正直ストーリー展開はやや弱い感じでした。というのも中盤かなり行くまでベンの行動の意味が、本当に分からないんです。展開がものすごく分かりにくいから途中で眠くなります…初めからストーリーが贖罪の物語だと知っていなければ、見続けるのが少々ツライものがあります。しかしウィル・スミスは本当にいいです!So Cute!! であります。何やらせても素敵。彼の魅力でこの映画は相当カバーされております。

ラストの伏線もあーなるほどね…という感じですっごく驚きはしないのですが、ラスト15分前まではたくさん出て来すぎの 『??』 を相当ガマンしなければならず、ちょっとしんどいです。Seven Pounds という原題もそのまま邦題にしてはネタバレ?につながるのか苦心して 『7つの贈り物』 とした配給元はスゴイと思いますが、やはりもうちょっとテンポが欲しかったです。

評価:(5つ満点)

マンマ・ミーア!

mammamia.pngギリシャ エーゲ海に浮かぶ美しいリゾートの島。ホテルを営むシングルマザーのドナに育てられたソフィは明日結婚式を迎える。婚約者のスカイにも母親にも内緒でソフィはまだ見ぬ父親とヴァージンロードを歩く夢を叶えるため、ドナの昔の日記帳を盗み見て3人の父親候補を見つけ出し3人に結婚式の招待状を送るのだが、父親候補が3人揃ってしまい3人共が自分が父親だと名乗りを上げる。ドナや結婚式の参列者を巻き込んでソフィは本当の父親を見つけることができるのか。過ぎ去りし青春の思い出と若く希望に溢れたカップルの未来をABBAの曲で織り成したミュージカルの最高傑作。

ご存じ世界各国で舞台化されているマンマ・ミーアの映画版。ミュージカルを映画化、ということですがあまりミュージカルミュージカルしておらず、独自のラストの展開を迎えて大変よくできた映画です。舞台では表現できない、サム、ビル、ハリーの3人の父親候補がボートで島へ渡ってくるシーンや、そのボートで3人とソフィが楽しくくつろぐシーンなどがとても良かったです。

何と言ってもメリル・ストリープの歌と演技が凄い!ドナ・ザ・ダイナモスのくたびれ感(笑)もかなりリアルで良かったです。ところどころ結構泣きました、SOS や The Winner takes it All とか特にストリープの熱唱に泣きました

この映画で改めて劇団四季マンマ・ミーアのレベルの高さを認識しましたね。また機会があったら四季のマンマ・ミーアを観たいです。

評価:(必見!)

マルタのやさしい刺繍

maruta.gifスイスの小さな村に住む80歳のマルタは最愛の夫に先立たれ生きる気力をなくしていた。ある日若かりし頃の夢である手作りのランジェリーショップをオープンさせることを思い出した彼女は、友人3人とともに夢を実現させるために動き出す。排他的な村人たちの冷たい視線や牧師である息子の非難を受けながらも、一歩ずつ夢を叶えてゆくマルタと友人達を描く。07年度アカデミー賞外国語映画賞受賞作。

スイスだからドイツ語。なのにみんな 『Merci』 って言うんですよね。でも 『Ja, Ja』 って言ってるしやっぱり雰囲気はドイツ語。スイスではありがとうだけメルシーなのだろうか???

田舎特有の閉塞感とその中でそれを吹き飛ばすだけの情熱を持ち続けた80歳のマルタと彼女を支える友人達。やがてそれが村人の中にも理解を得られるようになっていく様子は清々しいです。

80歳のマルタとその友人のおばあちゃん達のパワフルなこと!『あきらめずにいれば夢は必ず叶う』 『友はいつもあなたの隣にいる』 ことを教えてくれます。

評価:(5つ満点)

チェンジリング

changeling.gif1928年ロサンゼルス。シングルマザーとして子育てをしているクリスティンの9歳の息子が失踪し5ヶ月後に発見された。だが警察が連れ帰ったのは見知らぬ少年だった。別人だと訴えるが警察は聞き入れない。なぜなのか、本当の息子はどこへ行ったのか?息子を取り戻すため7年もの間 真実を追い続け戦い続けた一人の母親の物語。ラストに訪れる驚愕の真実とは。

アンジェリーナの美しさが素晴らしい。マルコヴィッチの骨太感が素晴らしい。彼はアジア的な雰囲気があると常々私は感じているのですがいかがでしょうか。

警察の威厳にこだわる警部と息子を探し続けるMrs.コリンズ。この時代背景も興味深いです、路面電車の様子、古いフォード車、電話交換手の女性たち、そして何よりも離婚して一人で子育てをしている彼女のことを、みんなが 『Mrs.』 コリンズ、と呼ぶこと!Mrs.じゃないのに!…やっぱり、時代だ。

骨太ストーリーで飽きさせない展開。イーストウッド監督の手腕を十分に堪能できる作品です。

評価:(5つ満点)

おくりびと

okuribito.gifオーケストラでチェロ奏者だった大悟は楽団の解散により失業、妻を連れ郷里 山形県酒田市へ戻ってきた。仕事を探すうち成り行きで亡くなった人を棺に納める職業である 『納棺師』 の職を得るが、妻や幼馴染はそのことに嫌悪感を示す。大悟自身も自信の持てぬまま仕事を続けていたが、様々な別れと向き合ううちに彼は少しずつ変化を遂げていく。葬儀という儀式を通じて人の生死について見つめなおす。重いテーマをギャグを盛り込み見事に表現。本年度アカデミー賞外国語映画賞受賞作。

アカデミー賞受賞後は毎回満席でとても見られない状態になったそうで…先に行って来てよかった。秋口に公開された頃は特に興味がなかった本作ですが、友人に勧められ 『ヒロスエはどうでした?』 と聞くと 『いや、途中からヒロスエってことが気にならなくなるくらいいい映画だから、行ってみて。』 という友人のコメントが面白くて、こりゃ見なきゃと思ってました。でリバイバル上映が始まり早速行ったわけです。

ヒロスエ。彼女が現実的な思想の妻役ってところがある種、逆説的演出を狙ったのでは?とか思いましたがいかがでしょうか。

展開とそのテンポ、ところどころ絶妙に織り込まれたギャグシーン(笑い)、すべてが小気味よく進むバランスの取れた映画です。死とは、故人との想い出を振り返るための必要なステップだということを教えてくれます。

今回受賞となったのはこの、分かりやすさが一番の理由ではないでしょうか。難しいテーマと思われがちな 『死』 。それは決して難しいことではなく、心のまま素直に故人との想い出に浸ることが一番の 『おくり』 の気持ちである。ということではないでしょうか。

邦画の素晴らしさが世界に認められ、喜ばしいことですね。

評価:(5つ満点)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

benjamin.gif第一次世界大戦が終戦となった夜。ニューオリンズで裕福な白人家庭に生まれたベンジャミン・バトンは生後まもなくある黒人女性の家の階段に捨てられた。生まれたばかりの彼の姿がまるで80歳の老人のような容貌だったからだ。やがて成長すると共に外見が若返ってゆくベンジャミンは、養母の元から自立し愛する人と出会う。人生の喜びや悲しみを体験しながらも彼はたった一人で他の誰とも異なる時間を歩んでいく。一人の男の数奇な人生の物語。

まず徐々に若返っていくブラピの様相には驚愕するしかなく。特に若い頃のブラピがそーーっくりで怖いほど。現在のSFXの技術には脱帽!じゃなくて…

人は40年、50年歳を経て初めて自分のやりたいこと、進みたい道が見えてくるというのに、ほとんどの人はそこで体力・気力の衰えを感じ始める。しかしベンジャミンなら40代、50代に若い肉体と体力を持っている、その彼ならどういう選択をするか?

デイジー(ケイト・ブランシェット)と別れてからアジア諸国を漂流するベンジャミンの姿が印象的。人生の最後まで安定した家族・ホームを追い求めたベンジャミン。相続した父の家を売り払う時、買い取り手が壁に飾られたたくさんの写真の額を見て 『家族の歴史があるわ』 というシーンでベンジャミンは一言 『それも付けますよ』 。彼にとっての、家族はどこに。

一生をさすらうままにすごした彼がついに戻って来たのは、やはり生まれ育った懐かしい我が家だった。老いるとは、一体何なのだろう。論語 『三十にして立つ』 『四十にして惑わず』 とかを思い出してしましました、それがテーマじゃないの(違う)?

ストーリーテラーとしてデイジーの娘を置いたことも、物語の流れもすべてがエンタメとして一流でオススメです。ハリウッドの底力を見ました。

評価:(5つ満点)

20世紀少年 第2章 最後の希望

20th2nd.jpg『血の大みそか』 から15年が経った西暦2015年。歴史では2000年の巨大ロボットによる人類滅亡計画は悪魔のテロリスト ケンヂとその仲間が行ったものとされ、それを阻止した 『ともだち』 は世界の救世主と崇められていた。高校生になったケンヂの姪カンナはともだち中心の国家に反抗し洗脳施設ともだちランドでの研修を命じられる。そこでカンナは次第にともだちの真相に近づいていく。一方血の大みそか以来バラバラになっている秘密基地のメンバー達はそれぞれ秘かに戦いを続けていた。その中でモンちゃんが 『しんよげんの書』 を発見する。

さて第2章です。スターウォーズにしてもマトリックスにしても3部作の例に漏れず、やっぱりパート2ってどの映画もイマイチなのですね…。まぁマトリックスはそれでも結構良かったですが、スターウォーズのEP2の出来はそりゃあ、酷かったですよ。ストーリーもチャチながらセットもチャチ、最終作であるEP3にお金かけたいからこれにはもうかけられないのよ、というのが見え見え。そんなんでいいのか!と歴代のファンも怒りまくりだったはず、です。

違う映画の話はこの辺で。
いよいよ真打、カンナが登場。配役のためのオーディションで色々あったみたいですがまぁそれは映画を観る側にとっては映画の出来が良ければいいことなので関係ないと私は考えます。
ストーリーはほぼ原作通り、地下活動を続けるゲンジ一派と病に倒れるモンちゃん、そしてカンナと小泉に迫りくる高校教師サダキヨ。今回の一番の目玉はこのサダキヨ、ユースケサンタマリアが一体これは誰!?と思えるほどの恐さで迫って来ます!! ユースケ必見です。

原作ではとっても怖い友民党の高須さんですが、映画では小池栄子なので可愛らしすぎてあまり怖さを感じなかった所がちょっと残念。小池さんの演技はとても良かったのですがあの原作の恐さには及ばなかった…。
やっぱりマンガでの恐さにはイマイチ及ばないものですね、別物として考えればいいかな。

今回も最大の見どころは新宿の教会のステンドグラスをぶち破り登場するオッチョ。やっぱりオッチョはいいなぁ。漫画家 角田氏と一緒にうみほたる刑務所を脱出するところも良かったです、映像化して面白いシーンは見応えあります。

評価:(5つ満点)
カウンター
ツイッター始めました
今週の私
急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
只今読破中
木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
ブログ内検索
最新コメント
[10/14 菜摘]
[10/12 さつき]
[05/08 菜摘]
[05/08 小琴]
[03/19 菜摘]
アクセス解析

Copyright © DaisyAKM Archives : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]